今年、2014年の4月9日でWindows XPのサポートが終了する、という話はご存知でしょうか。
2001年に発売され、続いてリリースしたWindows VISTAが糞だった(というか快適に動くハードの供給が当時の技術では厳しすぎた、というのが大きいと思う)ため、サポート期間が何度も延長されながら世界でなかなかシェアを減らすことなくここまでやってきたOSが、とうとうその役目を終えようとしています。
もちろん我が国でもXPのシェアは未だに高く、特に各企業や官公庁、役場といったところで未だ使われているのが現状です。もう3ヶ月切ってるんですけどね。
さて。
実は当ブログでも約3年前(2010年12月)にこれに関連する記事を書いておりました。
というのも、XPに搭載されているMicrosoft製ブラウザ「Internet Explorer 6(IE6)」、XPを使ったことのある人ならお馴染みのソフトかと思いますが、これが実はとんでもないバグだらけのブラウザなんですね。
いや、操作うんぬんは問題無いのですが、HTMLやCSSといったwebページの表示に係る部分がバグだらけなんです。text-align:centerのバグとかは有名ですね。
そのため、webデザイナーはIE6への対応に四苦八苦し続けるといった事態がこれまでずっと続いてきたわけです。
もちろんIE6に対応したwebアプリケーションもIE6以外では動かないといった事態が起きたりするわけで、各企業や官公庁、役場で未だにXPとIE6が使われている理由はここにあります。
また、セキュリティ機能が貧弱というのも問題だったりもします。今時、このブラウザでネットサーフィンなんてありえません。
故に、界隈ではIE6撲滅運動も起こったりしていたわけで、GoogleはGMailやGoogleAppsなど主要なサービスのIE6サポートをとっくに終了してたり(それどころか既にIE9までサポート終えてたりする)、マイクロソフト自身も「XPならIE8に早くアップグレードしてくれ」と言っているぐらいでありまして、IT関連の仕事をしていながら未だにIE6なんか使ってる奴はアホとしか言いようがないのですが、その約3年前の記事ではソフトバンク並びにウィルコム、さらにはドコモがIE6で当ブログの閲覧を行っているという内容をご紹介しました。
アクセスを見ると、IT企業のセキュリティ意識が見えてくる。
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-5.html各キャリアが結構見に来るんですよね、このブログ。・・・楽しいですか? 特にソフトバンク社員。
アクセス解析はブログと同じくFC2のものを利用していますが、生ログも見られるので、どの会社がどんなパソコンでどのブラウザでブログを見てるのかという情報は手に入るわけです。
で、ようやく本題に入りますが、改めてアクセス解析の生ログを見たところ、
未だにXPとIE6からのアクセスが大半であるカス企業が存在することが明らかになりました。
はい、もちろんソフトバンクです。タイトルバレしてるけど。
Twitterで軽く触れたところ反響が大きかったので、他社も含めてまとめておきたいと思います。
ソフトバンク様、XP搭載パソコンからIE6で当ブログを閲覧するのはやめていただけないでしょうかの続きを読む
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