「あんしんショップ認定制度」で認定されたソフトバンクショップが無断割賦詐欺を早速やらかして制度の無意味さを露呈させる  このエントリーをはてなブックマークに追加

ソフトバンクショップ(とワイモバイルショップ、あとヨドバシやヤマダなど家電量販店のソフトバンクコーナー)を中心に、契約者に対して悪質な販売・契約が行われている、この国、日本。
オプション強制や嘘をついての高額な料金プランへの誘導、不要な高額オプション品(SDカードやiXpand、フィルム、充電器、バッテリー)をプレゼントだなどと称して無断で割賦購入させる「無断割賦詐欺」など、悪質な販売・契約は多岐に渡ります。

もっと早く対策出来ていてもおかしくないはずなのですが、これまで全くと言っていいほど何もしてこなかった無能お役所・総務省(あと消費者庁もかな)もようやく寝ぼけ眼をこすりながら、ちょろっと対策を始めてようやく形になったのが去年5月の電気通信事業法とガイドラインの改正。
これまで認められていなかった店頭契約でのクーリングオフが限定的ながら認められる事となりました。
・・・これに関しても既に問題大アリですけども、これについてはまた後で。

で、悪質な販売・契約自体についても、今年1月から覆面調査を行うなど対策が始まっているようなのですが、そんな中で法改正を受けて「業界団体の自主的な取り組み」として立ち上げられたのが、あんしんショップ認定協議会による「あんしんショップ認定制度」です。

協議会について|あんしんショップ認定協議会
http://www.keitai.or.jp/anshinshop/


これは、ティーガイアやベルパークといった悪質契約の総本山みたいなゴミクズ代理店が中心となって立ち上げた「全国携帯電話販売代理店協会」(全携協)による、「安心して契約出来るキャリアショップ」を認定するという、それ何てマッチポンプ?と言わざるを得ない冗談みたいな認定制度です。
オブザーバーとして総務省の無能お役人が居座っていたり、運営委員会として各キャリアも参加していたり、携帯料金をさらに高くした事で悪名高い野村総研・北俊一が審査委員に居座っていたりで、発表当初から実効性は疑問視されていました。

・・・で。
今年1月から運用されているこの制度ですが、案の定、早速この「あんしんショップ」に認定されているソフトバンクショップが無断割賦詐欺をやらかしました。
やっぱり意味ねぇじゃんこの制度。

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