シリーズ:ソフトバンク・孫正義の被災者支援と自然エネルギー発電事業を監視せよ2 - 孫正義の寄付行為の裏を見ろ!  このエントリーをはてなブックマークに追加

ソフトバンクと孫正義は監視すべき対象。
この記事を読んで、みんなで監視していきましょう。

シリーズ第2弾は100億円以上を寄付したという孫正義の行動に隠された思惑を探ります。
何のための寄付だったのか、そしてそれによって起こった事など。
絶対に知っておくべき事です。これが汚い寄付の仕方だという事を。


シリーズその1も忘れずご覧下さい。

シリーズ1 - 被災者支援なんて真っ赤な嘘だ!
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-141.html
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・寄付を行っていないにも拘わらず発表、そして放置

孫正義が義援金をまだ1円も払ってなかった件について。
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-66.html


2011/4/3、孫正義は個人で100億円を寄付すると発表しました。
しかし、上のブログ記事で書いた通り、実際に寄付するまで随分と時間が掛かりました。

確かに個人資産の取り崩しは時間が掛かるでしょう。
特に孫正義の場合は株などが主な資産でしょうし。
しかし時間が掛かる事がわかっていたのなら最初からそう言えば良かった。
また、最初に金額を発表する必要など無かったでしょうし、寄付してから「寄付を行った」と発表すればいいでしょう。
実際、楽天・三木谷社長やユニクロ・柳井社長は寄付後に発表していました。
そう出来なかった理由は何なのか?

こんなウワサがあります。
震災後からソフトバンクの携帯は全く繋がらず、苦情の電話や解約するという声が絶えなかったそうです。
しかし、孫正義が寄付を発表した時からピタリと止まった。

「100億円」という数字で苦情を封じ込めたという事です。
別にその100億円でソフトバンクの電波が届くというわけでもないのですが。
100億円で悪評を封じ込められれば安いものでしょう。


そして、やっと寄付・・・ではなく寄付先を発表したのが、週刊現代が「まだ1円も寄付していない」と報じたその日の夜。
寄付しました、ではありませんよ。ここに寄付します、と言っただけです。
4/3の発表の時点で「NPOやボランティア団体などへの早急な支援」「特に、今すぐに支援を必要とされている方々へ義援金・支援金を早急にお届けできる寄付の方法を検討しております」と書いてあるにも拘わらず。

普通は寄付してから発表するものです。
金額がこれから決まっていくようなものならばまだしも。


・寄付先

5/16、孫正義は100億円の寄付先を発表しました。


東日本大震災に対する義援金・支援金の寄付先について | ソフトバンク株式会社
http://www.softbank.co.jp/ja/news/press/2011/20110516_01/


この内訳が酷いのです。
日本赤十字に10億円、赤い羽根に10億円、宮城・福島・岩手に10億円ずつ、茨城・千葉に2億円ずつ。
何ヶ所にも分けて寄付していますが、これらは全て分配委員会に集められるので分ける意味はありません。
また、被災者に渡るまで時間が掛かります。その代わり公平に分配されますが。
この時点で「特に、今すぐに支援を必要とされている方々へ義援金・支援金を早急にお届けできる寄付の方法を検討しております」という言葉は嘘になります。
俺の赤十字や赤い羽根への寄付とその分配方法の記事をリツイートしていたというのに、読んでいなかったようです。

また日本ユニセフなど6団体に計6億円とあります。
日本ユニセフ協会の悪評については有名でしょう。
また、あしなが育英会のレインボーハウス東北という施設の建設費にも1億円充てられるようですが、このハコモノを作る意義が個人的にあまり感じられません。
この建設費がそのまま子供に渡った方が、とは考えないのでしょうか。
ちなみにあしなが育英会にはソフトバンクの役員が副理事としています。
このあたりも疑問を増幅させている部分です、あしなが育英会自体は悪くないとは思うのですが。


これで60億円。
どう考えても、これが熟慮した結果だとは思えません。
これらは全て、被災者にすぐに渡るお金ではありません。
あれだけ避難を訴えていた孫正義の寄付先として、あまりにも不自然です。


そして、残りの40億円は財団設立に使われました。
この財団では、遺児・孤児への支援(奨学金、留学支援など)、被災地におけるNPO活動への支援、そのほか中長期にわたる被災者への支援活動を行うとしており、プレスリリースでは2011年6月上旬に公益法人として設立の準備を進めているとしました。
実際に設立したのは7月で、「実際はもっと時間が掛かるところを急いで認可してもらった」そうですが、この時点で見通しが甘かったと言わざるを得ません。
いや、見通しが甘いというかあまりに無知なのでしょうね、過去に寄付などしていないから。
「退職金も寄付する!」と言った後に「数年前に役員の退職金廃止していたのを忘れてた」と言い出す始末ですし。
自分の所属するどこかの会社では退職金が出るのでしょうか?


・40億円を出した東日本大震災復興支援財団の実態

「孫正義財団」、実態は「電子教科書普及財団」?
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-89.html


孫正義が40億円で作った「東日本大震災復興支援財団」。
ブログ記事に書きましたが、この構成メンバーが非常に不自然なのです。
被災者、特に未成年被災者・遺児・孤児への支援を主に考えているようですが、だからと言って電子教科書(デジタル教科書)に関わる人間があまりに多い、偏ったメンバーとなっているのです。

理事に、教育現場にiPadを導入する目的のソフトバンクグループ会社「エデュアス」の社長と取締役。
評議員に、ソフトバンクも関わっている、デジタル教科書教材協議会の会長。
デジタル教科書教材協議会の副会長で、政府の知的財産・コンテンツなどに関するブレーン。
デジタル教科書教材協議会の副会長で、民主党の「仕分け人」。
デジタル教科書教材協議会の理事で、民主党の歴代代表と太いパイプを持つ元衆議院議員。

デジタル教科書教材協議会という名前が4度も出て来ます。
会長、副会長2人、理事。
さらにiPadを教育現場に持ち込む以外の活動形跡が無いエデュアスという会社の社長と取締役。
これが東日本の復興に必要であるとは全く思いません。

しかも、デジタル教科書教材協議会の会長の小宮山宏は東大の元学長。
そして、東電の元監査役です。
しかし報道を見ればわかる通り、東電は何一つ監査されていない状態でした。
ある意味で「東電の味方」であったのがこの人物です。

また評議員の寺島実郎は原発推進派です。
こんな人物が財団にいる事に違和感を覚えます。


また、活動内容ですが、前の記事にも書いた通り他のNPOの活動に冠を付けただけという内容もありますが、現状のメインは「避難者への避難資金提供」でしょうか。


一時転居サポート | 東日本大震災復興支援財団
http://minnade-ganbaro.jp/aid/refuge_2/


福島県に住む、子供のいる家庭が避難(一時転居)する際の費用を援助するという施策。
これまでに2度募集をかけています。
子供のいる家庭の避難・・・一時転居に対して最大20万円の援助を行うそうです。
しかし、これについても杜撰さ・無思慮が垣間見えます。

8~9月に行った1度目の募集の際は、当初211世帯に支援予定だったようです。
で、結局応募した全2247世帯に対して支援を行いました。
まあこれについては良いでしょう。
予定が211世帯という完全に見誤った数字を出すなど単に無計画なだけにしか見えませんし実際そうだと思いますが、ケチるよりはよっぽど良いです。

しかし、この次がいけない。
12~1月に募集した2度目。もう震災から9ヶ月経っている中で募集掛けるというのは、正直遅いと思います。
前回チェック出来なかった人を対象とするならば、10月には募集掛けていてもおかしくないですし。
また、前回は子供のいる家庭という以外に条件らしい条件は無かったのですが、この回では「昨年の世帯年収500万円以下」と条件が付きました。
この条件に何の意味があるというのでしょうか?

「避難したいけどお金が足りない」という人に援助するつもりなのかもしれませんが、年収500万円以上の家庭でもお金が足りない事態はあり得るでしょう。
震災で家財道具一式、さらに仕事も失った人はどうですか?
年収はあっても支出が多く生活が目一杯という家庭はどうですか?
それでも年収500万円以上あった家庭は支援無し? 随分な条件です。
一応極端に年収が減った世帯については相談に乗るという形のようですが、まず壁を作ってしまった時点でアウト。
何のために避難(一時転居)支援するのかが全くわからなくなりました。


なぜ福島県から避難(一時転居)するのか。
これをを改めて考えるべきではないでしょうか。
孫正義財団の考えは、一応「放射性物質や放射線から逃げる」「金銭的に避難が困難な人を救済」のはず。
でも、被災者的には「震災前の生活レベルを維持する」という方が先に来ている印象があります。
というのも、孫正義が非公式RTで返信した「避難支援受けました、ありがとうございました」というツイートがあったんですが、その人のツイートを辿ると、その人は避難後にバレエ教室に通い始めたそうなんですね。

あ、別にこの行動を非難するわけではありません。
俺は、避難する事で生活レベルが落ちるような事があってはいけないと思っています。
避難するならコミュニティごと無理矢理でも避難させるべきだ、とずっと主張しています。
つまり、避難により不便・不満・ストレスが起こる事のない形で避難するのが理想だと思っています。
そういう意味では、被災者・避難者のストレス軽減の目的で開催されているという、こういう教室などは良いと思います。

ただ、この人のツイートから見えたのは、結局ある程度以上の余裕のある人が避難をして、支援を受けているという事実です。
孫正義財団の支援内容を見ていると、1度目でもこういう人は想定していない、対象にしていないはずなんです。
つまり、元々がミスマッチである。
なのに、1度目の募集では応募した全世帯に支援してしまっている。
ここが「杜撰である、無思慮である」と思う理由です。

しかも2度目では条件が変わり改悪されてしまっている。
年収500万円以下という他にも、「支援資金の前払いも条件付きで可能」という文面も消えてしまっています。
ここでは「弱者救済」の思惑と矛盾してしまっています。
単に迷走している状態です。
この2度目に関しては、明らかに「お金は出せないが、支援してますアピールはしたい」と考えているようにしか見えません。残念ながら。


あと、根本的にこの支援がおかしな部分があります。
それは「領収書原本が必要」である事。
なぜコピーではなく原本が必要なのでしょうか?
これから東電の原発による被害を受けた人は東電に損害賠償請求するんですよね。
そんな人から領収書の原本を提出させるというのは一体?
避難に掛かった費用も損害賠償請求に含めるのは当然です。
東電への損害賠償請求は原本のコピーでも可能なのですが、先にこの孫正義財団の支援に提出してしまったら?
なお、領収書の返却など提出後の扱いについては一切明記されていません。
これがこの支援の最大の壁なのではないでしょうか。

この事について、Twitterにて理事の荒井優(親は「キャミソール荒井」こと民主党・荒井聰衆議院議員)に聞きましたがマトモな返答はありませんでした。
つい先日、孫正義財団が「東電への損害賠償請求についての勉強会」を開くとお知らせに書いてありましたが、まずこの状況を何とかしてからやるべきではないでしょうか。
ちなみにその勉強会は福島県で行われるようです。
避難した人は対象外。ある意味東電の手助けをしているように見えるのですが・・・気のせいでしょうか?

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寄付の内容を見る限り、とてもじゃないですが被災者支援のための寄付とは思えません。
「被災者にすぐに渡るような寄付の形」と言いながら、すぐに渡らない形での寄付や孤児のケア施設の建設費への寄付など。
また財団は杜撰で無思慮な動きが目立つ、無計画な運営。
100億円で不満を抑え込み、賞賛を買っただけにしか見えません。

こう言えるのには根拠があります。
孫正義は、被災者支援についてのツイートにて「父兄」という言葉を使っています。

福島の児童の県外転校を希望する父兄の皆様へ、ご支援申し上げたく思います。ご連絡下さい。
連絡窓口を作ります。


「父兄」は、現在の常識としてまず使われない言葉です。
なぜなら、この言葉には男尊女卑の意味があるからです。
元々男尊女卑の意味は無く、「家の代表者・保護者」を指す言葉のようです。
が、現在はやはり使われない言葉となっています。

そして、両親ともいる家庭だけではないからです。

父子家庭や母子家庭、さらに両方がいないという子もいます。
きょうだいも含め、津波により行方不明になったり亡くしたりした子もいるわけです。
孫正義はそういった「震災により親を失った子供」を支援すると言っていたのではなかったですか?
そんな子らが孫正義の口から「父兄」という言葉を聞いたら、どのように感じるでしょうか。

そんな言葉を孫正義は使っているのです。
あまりにも違和感が強すぎます。
世間の常識を知っていたのならば、これはあり得ない事です。
無知だとしてもそうでないとしても、仮にも子を持つ親として無知では済ませられません。
そして、その程度の常識で、何をどうやって子供らを支援していくのでしょうか。
子供に対して無思慮・無配慮です。


ちなみに1度目の「父兄」ツイートの際にTwitterにて直接指摘がありましたが、反応無し。
さらにその数日後にまた「父兄」ツイートを行っています。
ここでようやく指摘に反応しました。
それまで、何度も何度も「父兄」と連呼しています。

ここまでの間、社員から何の指摘もなかったのでしょうか。
「父兄」という言葉に何の違和感も持たなかったのでしょうか。
ソフトバンクの社員や孫正義の周りの人間は、その程度の人間であると言わざるを得ません。
そして、孫正義本人も。

そもそも、これまでに児童養護施設や障がい児への支援を行ってきているはずで、講演なんかも行っているようなのですが、そこでも父兄と連呼していたのでしょうか。
指摘は無かったのでしょうか。
それとも「父兄」「保護者」と一度も使わずに、支援表明したり講演したりしていたのでしょうか。
まあ児童養護施設の支援表明については使わない言葉かも知れませんが。


また、以前に指摘しましたが、孫正義は3月という、まだ震災の被害の全容がまるでわからない、まだ行方不明者の中から生存者が見つかるような状況の中で「震災孤児への携帯電話代金の支援」を表明しています。
これもあまりにも配慮の無い行動と言動です。
まだ親が行方不明であっても、生存している可能性が十分にある状況下での発言です。

こんな事、絶対にあり得ない。
「子供らの将来を守る」のが目的なのではなく、「支援する、お金を出す」のが目的であるようにしか見えません。
子供らをダシにしていい顔をするのは本当に許せない。


また、「父兄」という言葉についてはこんな指摘もあります。


【父兄】は使用禁止用語?(1/3) | OKWave
http://okwave.jp/qa/q1077583.html

>ひょっとして子供達の気持ちに気付かない人が使用している(?)言葉なのでしょうか
これは平然と使っている人間に聞いてみないと何とも言えませんが、如何に行政から補助金をせしめるか、ばかりを考えている輩が経営している幼稚園では、使用している傾向はありますね。


・・・このケースに当てはまっているのではないですか?

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俺が孫正義の寄付行為に対しておかしいと思っている点はひとまず以上です。
あと孫正義が10億円で設立したという「自然エネルギー財団」についてもおかしな点が多数ありますが、それは次回以降に書きたいと思います。
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テーマ : 社会問題
ジャンル : ニュース

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