新しいiPadに合わせて、ゼロから定額プランが改悪されまくった。
新しいiPad(もうiPad3でいいだろ?)のWi-Fi+4G・・・ではなく3G版ですが、ソフトバンクはこれまでと同様に「ゼロから定額プラン」も展開するようです。
・・・と言いたいところですが、実際はこれまでと同様ではなく大幅に変わっております。
これまでのゼロから定額プランのキャンペーンとは違い、新たな縛りや罠が待ち受けていますので、注意喚起しておきたいと思います。
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-108.html
これまでは「4重縛り」でしたが、色々変更点がありますので改めて検証。
まず、今回の新しいiPad(iPad3)の【新】ゼロから定額プランについてはこちら。
http://softbankmobile.co.jp/ja/design_set/data/news/press/2012/20120310_01/pdf/20120310_01.pdf
通信100MBまでは通信料0円で、上限まで使うと4980円+ウェブ使用料315円、とスタンダードプランより高くなります。
また、なぜかWi-Fiスポット利用料490円を払う必要があります。
つまり、最低でも490円+機種代は払う必要があります。
どうも今回はソフトバンク本体からこのプランを大々的に宣伝する気は無いらしく、情報はここしか無いです。
と思ったらオンラインショップのページにありました。
http://onlineshop.mb.softbank.jp/ols/html/model/ipad/campaign/entry_ipad.html
でもiPadのページには情報無しって、ねぇ。
しかしショップではこのようにアピールして売る気満々なところを見ると、どうもマズい部分を隠して売りたいようですねぇ。
で、これを見ていくと、これまではiPhoneの契約が必須というとんでもない縛りでしたが、今回はほとんどのソフトバンク携帯が対象となっています。
つまり3G携帯やAndroidスマホでもiPadゼロから定額の契約が可能。
ただし、パケットし放題フラットの加入が必須。
これまではiPhoneでさえあれば2段階定額でもOKだったのですが(規約を読む限り)、今度はフラット縛り。
みまもりケータイこと「新しいゴミ」では対象になりませんね。
という事で、まず
・ホワイトプランの2年契約
・月月割の2年1ヶ月縛り
・パケットし放題フラット縛り
・ソフトバンク縛り
の4つの縛りがあるという事になります。
当然ながらパケット定額を変更するとキャンペーンは解除され、毎月4410+315-月月割+機種代(16GBの場合4725円)が掛かる事になります。
せっかくiPhone縛りが無くなったのに・・・iPhone縛りよりはマシ?
いや、あんまり変わらんか。
というかですね?
最初にこれやった時に孫正義は「りんごを1つ持つと、もう1つりんごが"付いてくる"感じ」とか言ってましたが、もうジョブズの遺作、作品、芸術品なiPhoneは別にどうでもいいって事ですかね。
あと「iPhoneとiPadの二刀流」とか「両方持たないなんてお前ら頭大丈夫か」とかそんな事を言ってた気がするんですが。
ジョブズもガッカリだろうね。
死んだらやりたい放題、それが孫正義です。
--
また、携帯自体を解約するとやはりキャンペーン解除となり毎月4410+315-月月割+機種代が掛かってきます。
これが5つ目の縛り。
例えば故障を機に携帯解約、という事が非常に難しい仕組みになっております。
ただ、故障や破損についてiPhoneの場合はこれまでと違いAppleCare+という破損についても保証するApple公式オプションがあるので、これを付ければ多少なりとも安心ですが。
iPhoneやiPad用のあんしん保証パック(i)なんて物もありますが、iPhoneもiPadもAppleCare+の方が遥かに上です。
それにiPadの場合、あんしん保証パックの、修理費用の6割を「端末代を含まない利用料」から相殺するというサービス内容がほぼ無意味になります。
利用料を490円に抑える人がほとんどなゼロから定額の場合は全く価値がありません。
この辺の話は以下の記事にて。
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-125.html
あと携帯の2年縛りの期間とiPadの2年縛りの期間がズレてる場合、本当に厄介です。
携帯を解約したり他社に乗り換える場合、必ずキャンペーン解除か違約金発生、もしくはその両方が掛かります。
--
と、ここまでが縛りの話。
次はこのプランの罠について書いておきます。
まあ罠と言っても大した事ではないというか大げさかも知れませんが。
いつも通りの小さい表記、通称ソフトバンクフォントですが、実は大きな大きな注意点があります。
それは、iPadの契約26ヶ月目からは「ゼロから定額プラン」から「
ゼロから定額プラン2」に変わるんです。
これ、何と100MBまでの下限料金が0円ではなく2240円!
最低でも2240円掛かります。
どこが「ゼロから」定額やねん。名称詐欺やんけ。
ウェブ使用料315円やWi-Fiスポット利用料490円がどうなるかは知らん。書いてないし。
そのまま継承するなら、最低でも2240+490=2730円が毎月掛かります。
また上限額も5460円に値上げ。
2240~5460円、最低額が16GB本体の分割代と同じなので、客に料金誤認させて使い続けさせようという罠ですかね。
月月割も終わってるし。
で、うっかり2年縛り更新月に解約し忘れると、これだけ月に払わなければならなくなります。
前みたいに永久に0円塩漬けって事が出来なくなっています。ある意味健全か。
もちろん更新月以外での途中解約は違約金が発生します。
ちなみにスタンダードプランについても少し変更されていて、通常料金が5460円となっております。
これまでは普通に4410円だったので、値上げですね。
で、キャンペーンにより4410円にしますよ、という事のようです。
客を舐めてますね。
こちらは26ヶ月目からどうなるかは知りません。
わざわざこんな契約をするぐらいなら、プリペイドプランで入手した方がマシ。
クレカが必要となりますが、機種代と1500円/100MBのチャージで手に入れておいて、ドコモやauのテザリング可能スマートフォンで運用するか、イーモバのデータ端末で運用する方がマシです。
また、GPS不要ならWi-Fi版で十分でしょう。
--
という事で、縛り内容は変わりましたが、ガッチガチなのは変わらずですかね。
iPhone縛りでなくなったので、iPhone→Androidへの機種変が可能など多少自由度は上がったかなーという感じですが、今度は26ヶ月目から端末代は全て払い終えてるのに最低でも2730円も掛かります。アホか。
あと900MHzでHSPA+とか言ってますが、帯域幅5MHzしか無いので速度出ないと予想します。
HSPA+は3.5Gだけど、一応4Gと名乗れるらしいのですが・・・実測が遅く3G以下なら4Gと呼んではいけませんよ、ITUの声明に合わせるなら。
また、こういった事を口実にTD-LTEなWi-Fiルーター101SIを抱き合わせるショップもカビのように発生するでしょうね。
さて、解像度が上がってやりとりするデータ量も格段にアップしたiPadが、1.3GBや5GBというデータ量制限がある中で、さてどれだけ使えるでしょうねぇ?
どうしても契約したいマゾな人は、是非ご契約を。
・・・と言いたいところですが、実際はこれまでと同様ではなく大幅に変わっております。
これまでのゼロから定額プランのキャンペーンとは違い、新たな縛りや罠が待ち受けていますので、注意喚起しておきたいと思います。
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これまでのiPadゼロから定額キャンペーン(アレ・コレ・ソレキャンペーン)については以下の記事を。スポンサードリンク
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http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-108.html
これまでは「4重縛り」でしたが、色々変更点がありますので改めて検証。
まず、今回の新しいiPad(iPad3)の【新】ゼロから定額プランについてはこちら。
http://softbankmobile.co.jp/ja/design_set/data/news/press/2012/20120310_01/pdf/20120310_01.pdf
通信100MBまでは通信料0円で、上限まで使うと4980円+ウェブ使用料315円、とスタンダードプランより高くなります。
また、なぜかWi-Fiスポット利用料490円を払う必要があります。
つまり、最低でも490円+機種代は払う必要があります。
どうも今回はソフトバンク本体からこのプランを大々的に宣伝する気は無いらしく、情報はここしか無いです。
と思ったらオンラインショップのページにありました。
http://onlineshop.mb.softbank.jp/ols/html/model/ipad/campaign/entry_ipad.html
でもiPadのページには情報無しって、ねぇ。
しかしショップではこのようにアピールして売る気満々なところを見ると、どうもマズい部分を隠して売りたいようですねぇ。
で、これを見ていくと、これまではiPhoneの契約が必須というとんでもない縛りでしたが、今回はほとんどのソフトバンク携帯が対象となっています。
つまり3G携帯やAndroidスマホでもiPadゼロから定額の契約が可能。
ただし、パケットし放題フラットの加入が必須。
これまではiPhoneでさえあれば2段階定額でもOKだったのですが(規約を読む限り)、今度はフラット縛り。
みまもりケータイこと「新しいゴミ」では対象になりませんね。
という事で、まず
・ホワイトプランの2年契約
・月月割の2年1ヶ月縛り
・パケットし放題フラット縛り
・ソフトバンク縛り
の4つの縛りがあるという事になります。
当然ながらパケット定額を変更するとキャンペーンは解除され、毎月4410+315-月月割+機種代(16GBの場合4725円)が掛かる事になります。
せっかくiPhone縛りが無くなったのに・・・iPhone縛りよりはマシ?
いや、あんまり変わらんか。
というかですね?
最初にこれやった時に孫正義は「りんごを1つ持つと、もう1つりんごが"付いてくる"感じ」とか言ってましたが、もうジョブズの遺作、作品、芸術品なiPhoneは別にどうでもいいって事ですかね。
あと「iPhoneとiPadの二刀流」とか「両方持たないなんてお前ら頭大丈夫か」とかそんな事を言ってた気がするんですが。
ジョブズもガッカリだろうね。
死んだらやりたい放題、それが孫正義です。
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また、携帯自体を解約するとやはりキャンペーン解除となり毎月4410+315-月月割+機種代が掛かってきます。
これが5つ目の縛り。
例えば故障を機に携帯解約、という事が非常に難しい仕組みになっております。
ただ、故障や破損についてiPhoneの場合はこれまでと違いAppleCare+という破損についても保証するApple公式オプションがあるので、これを付ければ多少なりとも安心ですが。
iPhoneやiPad用のあんしん保証パック(i)なんて物もありますが、iPhoneもiPadもAppleCare+の方が遥かに上です。
それにiPadの場合、あんしん保証パックの、修理費用の6割を「端末代を含まない利用料」から相殺するというサービス内容がほぼ無意味になります。
利用料を490円に抑える人がほとんどなゼロから定額の場合は全く価値がありません。
この辺の話は以下の記事にて。
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-125.html
あと携帯の2年縛りの期間とiPadの2年縛りの期間がズレてる場合、本当に厄介です。
携帯を解約したり他社に乗り換える場合、必ずキャンペーン解除か違約金発生、もしくはその両方が掛かります。
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と、ここまでが縛りの話。
次はこのプランの罠について書いておきます。
まあ罠と言っても大した事ではないというか大げさかも知れませんが。
いつも通りの小さい表記、通称ソフトバンクフォントですが、実は大きな大きな注意点があります。
それは、iPadの契約26ヶ月目からは「ゼロから定額プラン」から「
ゼロから定額プラン2」に変わるんです。
これ、何と100MBまでの下限料金が0円ではなく2240円!
最低でも2240円掛かります。
どこが「ゼロから」定額やねん。名称詐欺やんけ。
ウェブ使用料315円やWi-Fiスポット利用料490円がどうなるかは知らん。書いてないし。
そのまま継承するなら、最低でも2240+490=2730円が毎月掛かります。
また上限額も5460円に値上げ。
2240~5460円、最低額が16GB本体の分割代と同じなので、客に料金誤認させて使い続けさせようという罠ですかね。
月月割も終わってるし。
で、うっかり2年縛り更新月に解約し忘れると、これだけ月に払わなければならなくなります。
前みたいに永久に0円塩漬けって事が出来なくなっています。ある意味健全か。
もちろん更新月以外での途中解約は違約金が発生します。
ちなみにスタンダードプランについても少し変更されていて、通常料金が5460円となっております。
これまでは普通に4410円だったので、値上げですね。
で、キャンペーンにより4410円にしますよ、という事のようです。
客を舐めてますね。
こちらは26ヶ月目からどうなるかは知りません。
わざわざこんな契約をするぐらいなら、プリペイドプランで入手した方がマシ。
クレカが必要となりますが、機種代と1500円/100MBのチャージで手に入れておいて、ドコモやauのテザリング可能スマートフォンで運用するか、イーモバのデータ端末で運用する方がマシです。
また、GPS不要ならWi-Fi版で十分でしょう。
--
という事で、縛り内容は変わりましたが、ガッチガチなのは変わらずですかね。
iPhone縛りでなくなったので、iPhone→Androidへの機種変が可能など多少自由度は上がったかなーという感じですが、今度は26ヶ月目から端末代は全て払い終えてるのに最低でも2730円も掛かります。アホか。
あと900MHzでHSPA+とか言ってますが、帯域幅5MHzしか無いので速度出ないと予想します。
HSPA+は3.5Gだけど、一応4Gと名乗れるらしいのですが・・・実測が遅く3G以下なら4Gと呼んではいけませんよ、ITUの声明に合わせるなら。
また、こういった事を口実にTD-LTEなWi-Fiルーター101SIを抱き合わせるショップもカビのように発生するでしょうね。
さて、解像度が上がってやりとりするデータ量も格段にアップしたiPadが、1.3GBや5GBというデータ量制限がある中で、さてどれだけ使えるでしょうねぇ?
どうしても契約したいマゾな人は、是非ご契約を。
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