「つながりやすさNo.1」という嘘 その1  このエントリーをはてなブックマークに追加

つながりやすさ No.1へ:プラチナバンド 特設サイト | ソフトバンクモバイル
http://mb.softbank.jp/mb/special/platinum_bands/extra/?adid=platYPp13030448

SMAP「No.1号外」篇(30秒):ソフトバンク CMギャラリー | ソフトバンクモバイル
http://mb.softbank.jp/mb/tvcm_media/cm/detail.html?id=no1_gogai&caption=0

「No.1ストレートトーク」篇 樹木(15秒):ソフトバンク CMギャラリー | ソフトバンクモバイル
http://mb.softbank.jp/mb/tvcm_media/cm/detail.html?id=kiki_15&caption=0


現在、ソフトバンクが執拗に「つながりやすさNo.1」というCMや広告を打っています。
異常なほど打っています。

このNo.1とやらは、第三者機関が調査した結果なのだそうです。
しかし、これはどう見てもおかしいです。
もう、根本的に何もかもがおかしいです。
誰がどう見ても、ソフトバンク社員と信者以外誰も信用してないし、誰も実感など皆無なため軽く触れる程度にしようかと思いましたが、あまりにCMも調査も酷いため、やはり徹底的にツッコむことにしました。

ソフトバンクに甘い顔などしてはいけない、と改めて肝に銘じた次第です。

では、どうぞ。
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1.「プラチナバンド」は実は関係ない

SMAPがビラを撒き散らすCMを使い回したCMでは「プラチナバンド威力爆発!」とデカデカと字幕が入っています。

プラチナバンドとは、去年2012年7月から利用を開始した900MHz帯の電波の事で、ソフトバンクが勝手にこんな呼び方をしています。
iPhone4以降のアップル製機種と、2012年以降に発売したその他機種の一部が対応しています。

総務省から免許交付された時も、運用を開始した時も、やはり執拗に「すぐにでも繋がるようになる」などと言い続けていました。
しかし、実際はそんな短期間でエリアを広げることなど出来ません。
いくら何でも甘いです、というか確信犯だろうけど。

実際、ソフトバンクが免許交付申請した際に総務省に出した計画では「2012年度末で人口カバー率22.2%」としています。
また、2013年度末時点で63.3%、2014年度末時点で96.1%という計画だそうです。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000148840.pdf


22.2%という数字について記しておきます。

東京都をカバーするだけで10%、大阪・愛知・福岡もカバーすると22.2%を超えます。
全国の政令指定都市を全てカバーすると約20%ほどです。
この程度の数字です。
まああくまで「役場さえカバーしていれば、その市町村全てカバーした事になる」という、携帯電話のエリアを表す指標としては適さない「人口カバー率」ではありますが。


こういった事を踏まえて、900MHzのエリアマップを見てみます。

エリアマップ | ソフトバンクモバイル
http://mb.softbank.jp/mb/service_area/map/?service=pb&pref=13

900sagiarea.png

900sagiarea02.png


いつの間にか、病気の肌みたいな気持ち悪いエリアマップになっています・・・ゴチャゴチャで、かつこれ以上ズーム出来ないため自分の行動範囲がエリア内かどうか全くわかりません。

・・・と思いきや、3/19からようやくズーム出来るようになったようです。
で、これを見てもらえば分かる通り、現在のサービスエリアと称している部分は既に人口カバー率90%を軽く達成しています。

また、(基地局数でエリアは測れませんが)基地局免許数は2013年3月9日時点で24929局、東京だけで5644局、大阪で3228局です。
人口の多いところに集中している印象があります。果たして全体のエリアは広がっているのでしょうか?
田舎では本当に繋がらないソフトバンクでしたが、これでは今も変わらないのでは?

そもそも、ソフトバンクは「800MHz帯のような電波を持たないから圏外が多い」と言っていたはずです。
900MHz帯が、当初ソフトバンクが主張していた内容とは違う使われ方をしているように思います。
CMでも「エリアが広くなった」などとは一切主張していなかったりしますし。実におかしい。


さらに、決算発表で孫正義は「計画よりは前倒し」としました。
が、その数字は明かされず。

LTE の陰で存在感薄れる「プラチナバンド」 開始半年で見えた実状と課題 - インターネットコム
http://japan.internet.com/allnet/20130118/8.html

プレゼンテーション資料(PDF形式:15.5MB/125ぺージ)[PDF]
http://www.softbank.co.jp/ja/design_set/data/irinfo/library/presentation/results/pdf/2013/softbank_presentation_2013_002.pdf


総務省に提示した計画では、免許取得数は2012年度末で16000局、2013年度末で27000局なのだそうです。
2013年3月時点で既に24000局の免許を取得していますから、ほぼ1年前倒しという事のようです。
つまり、現時点で、局数で単純計算すると55%ほどの人口カバー率を達成している、という事になります。

しかし、エリアマップは既にほぼ人口カバー率という指標で見る限りは90%を超えています。
この差は一体?

これは恐らく、サービスエリアマップ詐欺ですね。
ソフトバンクは病気の肌マップのシミ部分が「6月までに改善予定のエリア」としていますが(これもどうせ6月までに改善はされないんだろうけど)、ここは900MHz帯は圏外である可能性が高いです。

前にも書いた通り、現状では900MHz帯は上下5MHz幅しか使えません。
つまり900MHz帯の基地局同士は必ず干渉するため、穴の無いように基地局を設置するのはなかなか骨が折れる。
この事情を考慮してマップを見てみると・・・「現在のエリア」としている部分が干渉を避けるように設置・運用している基地局とすると、「改善予定」とする部分に電波が来ていないとした方がシックリ来るんですよ。
で、この穴が人口カバー率に換算されないとすると、55%と仮定した現在の人口カバー率とも合ってくるわけです。


さらに、局数から見た人口カバー率を考えると、既にかなりの利用者に実感としてあるはずです。
しかし。
















こんなのごく一部です。
既に実感が無いとおかしいのに、実感は無いようです。ポジティブな意見はありませんからね、本当に。
CMでも「実感No.1"へ"」と言う通り、実感など無い、とソフトバンク自身がハッキリ言っています。これは一体どういう事なのでしょうか?

エリアマップでは90%以上カバーしているのに、基地局免許数を見るとどう考えてもそんなにエリアはカバー出来ていない。
基地局免許数や計画から考えると50%以上はカバー出来ているはずなのに、ユーザーの実感は皆無。
ユーザーの実感は皆無なのに、エリアマップでは人のいるところはほとんどカバー出来ている事になっている。

総務省に提出した計画と、エリアの実態と、基地局の実態と、ユーザーの実感と。
全てにおいて整合性が無いのですが、果たして「プラチナバンド」というものは「つながりやすさ」に何か寄与しているのでしょうか・・・いや、いません。


さらに根本的な問題点。
「つながりやすさ」と言いますが、ソフトバンクって電話するとブチブチ切れるんですよ。
俺がソフトバンクユーザーだった時も、一歩も動いてないのに通話中に突然電話が切れるなんて日常茶飯事で、何度も掛け直すハメになっていました。
逆に、auユーザーとなった今は、ソフトバンクユーザーに電話掛けるとやはりブチブチと通話が切れます。
auやドコモ相手では問題ありません。相手がソフトバンクの場合だけです。
これは皆さんも実感としてあるでしょう。
どう考えてもこれ、他社ユーザーに電話を掛け直させてボッタクリの接続料を払わせようという魂胆ですよね。そうでなきゃこんな頻繁に切れるなんてありえません。

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という事で、北大路欣也さんに「ソフトバンクがNo.1になった」「勝って兜の緒を締めよ」とか言わせてますが、そもそも勝ってねぇし。
この北大路欣也さんバージョンのCMのせいで、完全にJARO案件になりました。
いくら仕事だからといっても、こういう騙しは断らないとダメですわ、北大路欣也さん。

で、この記事の内容としては「ユーザーに実感など無い」というこの項目でほとんど終わっているのですが、これだけで終わるほど甘くありません。
ここからはソフトバンクが必要以上に執拗に主張している「第三者機関の調査結果」という部分の問題点を徹底的に追及します。

では、次の記事より続きをどうぞ。
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-275.html
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