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前面はガラスじゃなくアクリルなので傷付きまくり。これがソフトバンクとSprintのシナジー効果、305SHについて  このエントリーをはてなブックマークに追加

「Sprintとのシナジーは益々加速する」、AQUOS CRYSTAL発表会 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140818_662442.html


Sprintとのシナジーが全く無いとしか思えないソフトバンクが、日米共同調達するというスマートフォンを発表しました。
しかし、見ていけば見ていくほど「シナジー効果ってこういうことなんだなぁ(苦笑)」という感想しか持てない状態になっています。

では、そんなシナジー効果で生み出されたシャープ製スマートフォンについて、あれこれツッコみながらご紹介したいと思います。
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まずソフトバンクとスプリントでシャープのスマホを共同調達するというニュースが流れたのが8月16日。
8月中にソフトバンクから、9月中にスプリントでそれぞれ発売されるという事でした。


ぱおぱおさんのブログ「blog of mobile」によると7月時点で305SHと、305SHと同スペックと見られるSprint向け端末が認証機関で通過されていました。

blog of mobile » Blog Archive » SHARPがSprint向けにLTE対応スマートフォンSHARP HR00204を投入へ
http://blogofmobile.com/article/19604

blog of mobile » Blog Archive » SoftBank向け未発表スマートフォン305SHがFCC通過
http://blogofmobile.com/article/19011


ここから見えてきたのが「同筐体だけど中身は同一ではないのでは?」という事。

中身も全く同じであれば日米同時発売出来るでしょう。ソフトバンクそういうの好きだし。・・・とか書いてたら、スプリントでも8/29発売だそうで。事前情報と違った・・・と思ったらやっぱり同時発売じゃなかった。誰だガセネタ流したやつ。ソース忘れたわ。
ただ型番がスプリント版は306SHだそうで。やっぱり中身は全く同じではないでしょう。
また、認証機関で通過した3GやLTEの周波数帯を見るとソフトバンク版とスプリント版でほとんど被ってない(TD-LTEのバンド41のみ)のも確認出来ます。

とすると、アンテナがそれぞれのモデルで別という事が考えられます。
モデムチップは1枚であらゆる通信方式に対応するものが開発されているので、その辺は問題無し。
ならばアンテナのみが別、と考えられるわけです。

これは見事に当たっていたようです。


また、ここから考えられる事が1つ。
それは「少なくともソフトバンク版はSIMロックを解除出来ない」という事です。
アンテナが完全に日本仕様(バンド1、3、8とグローバルバンドばっかりだから日本仕様と言っていいかはさておき)でアメリカではほぼ適合しないため、SIMロックを解除する理由が無いんですよね。
これが完全に共通仕様だったら、SIMロック解除出来るようにしておいた方がシナジー効果が発揮されるのですが。

これも予想通りでした。

以下、どうせSIMロック解除しないだろうと思って、煽って遊んでみたツイートです。

もし完全に中身が同一でSIMロック解除にも対応してたら両手を挙げて賞賛してあげていたのにw


という事で、日本でSIMロック解除が出来ない、アメリカに持って行ってもスプリントと契約出来ないという素晴らしいシナジー効果が発揮された端末なのがAQUOS CRYSTALです。
スプリントではSIMロック解除に関してはどうなんでしょうか。当面は出来ないっぽいですが、先日SIMロック解除法案が可決されてますからね。仕組み自体は備えてないとマズいはずですが。

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続いてスペックのお話。


端的に言うと、305SHは低スペック低機能。ゴミスペックです。

ぱおぱおさんのブログ記事から、NFCやおサイフケータイ無し、Wi-Fiは2.4GHz帯のみ対応という事が発表会前からわかっていました。
これだけ見ても、ここ最近のキャリアから出るスマートフォンのスペックからするとあり得ないぐらいショボいです。
ソフトバンクはコミケにて5GHz帯のWi-Fiを吹いてる事を自慢していましたが、この端末ではその周波数帯では通信出来ません。アホだろ。

また、このような低機能仕様からして、ロー~ミドルスペックのスマホである事は明白でした。
恐らくG2 miniやGALAXY S5 miniあたりと同等スペックである、と推測出来ました(miniは無印よりスペックが大きく落ちてます)。

これらの端末のCPUはSnapdragon 400(1.2GHz クアッドコア)というミドルレンジのCPUなので、305SHもこのCPUだろうと思ってたら大当たり。
3Dゲームなどの重いアプリだと力量不足かと思いますが、まあ普通に使う分には問題無いかなと。

ストレージ(ROM)は8GB、ハッキリ言って少なすぎです。
実際使えるのが5~6GB程度かと思いますが、、アプリですぐパンパンになってしまいます。
あなたのスマホを面白くするらしいパズドラなんか700MBほど食うらしいですし、標準ブラウザなChromeはキャッシュが溜まりやすく数百MB食ってることもあります。
また、OSがAndroid4.4.2なので、ファイラーが内蔵されてない限りスマホからmicroSDに書き込むのは不可能です。
だから8GBなんてあり得ないレベルのショボさです。実用に耐えません。
そういやSprintと共同開発したらしいauスマートパスのアプリ取り放題の劣化パクリ「App Pass」も全く活かせませんね。

メモリ(RAM)は1.5GBなので十分と言えば十分ですが、少し物足りない感じはします。

液晶は解像度1280*720、5インチのHDです。シャープお得意のIGZOではありません。IPSかどうかも不明です。まさかTNじゃないよね?
小型端末だと思ってたので、この液晶サイズなのは意外でした。まあ狭額縁なので端末は小さいですが。

またスペックとして記載されていませんが、注意しておきたいのが

前面パネルはガラスではなくアクリル

という点です。

ソフトバンク、フレームレス構造で超狭額縁の「AQUOS CRYSTAL」 - ケータイ Watchhttp://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140818_662332.html

 フレームレス構造の液晶は、狭額縁液晶の前面すべてをパネルで覆った上で、アクリルパネルの端をカットしてレンズ効果を持たせ、端までディスプレイが占めているように見えるという構造の液晶ディスプレイとなっている。


この説明を見る限り、前面パネルはどう見てもアクリルです。
恐らく同じ事をガラスでやるとコストが掛かるので、コストカットや加工の簡易さからアクリルになったんでしょうが・・・(材料自体のコストはそんなに変わらないはず)

これ、すぐ傷だらけになりますよ。
アクリルは鉛筆でいうと2H~3H程度の硬度(ガラスは9H程度)です。
スマホ用の保護フィルムと同等の硬度と言えば大体わかるかと思います。
あれ、すぐ擦り傷付くし、傷だらけになりますよね。ああいう事になります。
さらにアスファルトに落とすと、ガラスみたいに割れたりはしないと思いますが簡単に凹みます。
しかも、アクリルは熱に弱く80度以上で変形しますし、またシンナーなどの溶剤にも弱いです。

・・・これ、説明せずに売っちゃうとクレームの元になりませんかね。
ガラスだからって事で保護フィルム使わない人も案外いますからね。ガラスだと思い込んで使ったら傷だらけに・・・という事になりかねません。
しかもエッジカットしてるわベゼル細いわで、フィルム選びも難航しそう。ガラスフィルムだとさらに前面が分厚くなるし。
というか、よくアクリルなんか使おうと思いましたね。バカなの?
G2 miniもGALAXY S5 miniもそうですが、ハイエンドでなくても大抵のスマホの前面パネルはガラスですよ。

事実、2014年11月にグランフロント大阪の店舗にホットモックを触りに行ってみたら、パネルは既に傷だらけでした。
何でホットモックなのに傷だらけになってんだよ。指で触るだけだろ。

・・・これでシャープの評判が落ちなければいいですけどね。


それと、タッチパネルの感度でトラブルの多いシャープ機ですが、相変わらず感度が悪いようで。
この辺含め、ぱおぱおさんがレビューされています。

blog of mobile » Blog Archive » フレームレス構造で極限までベゼルを狭くしたスマートフォンAQUOS CRYSTAL (305SH) レビュー
http://blogofmobile.com/article/21401

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そして価格。

305SHにはharman/kardon ONYX STUDIOというBluetoothスピーカーが抱き合わせされます。
そう、何と305SHは単体では買わせてくれません。糞以下ですね。

このスピーカー、今年3月に乗り換え特典として提供されてた一品。
ソフトバンクが買収したブライトスターらと共に独占的に取り扱う事になったものですが、ソフトバンクは「5万円相当のスピーカー」として宣伝し、実際にオンラインショップにて5万円ちょいで販売しています。
が、これと同じ品がSprintのオンラインショップでは399.99ドル(約4万円)で販売されております。
日本で売るとなぜか1万円上乗せされるという意味不明なシナジー効果を発揮している事は以前の記事(http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-363.html)にてお伝えしました。

また、今回の記者会見ではソフトバンク社員がこのスピーカーを「300ドル相当のスピーカー」と発言。
え? 日本ではお前らが5万円で独占的に売ってますよね? 頭おかしいんですかね? ・・・あ、すみません、ソフトバンク社員は頭おかしかったですね。

で、長期的な割引が不要なMNPキャッシュバック乞食がスピーカーを特典に選ぶわけで、そのスピーカーを右から左へ即座に流すため、harman/kardon ONYX STUDIOはヤフオクで現在1万円前後で取引されています。

5万円相当なのに、日本では実売1万円以下ですね。大した価値の無いスピーカーですねぇ。
6月はほとんどが8000円前後での落札。7月の落札履歴では1万円弱という感じで若干値上がり傾向にあります。

http://ip.aucfan.com/search/list?c=&q=harman%20kardon%20ONYX%20STUDIO&nq=&pb=&pe=&s=y&t=201407&o=b1&itemstatus=&sellertype=&location=0&seller=&p=1

あと、アメリカのショップを見ても300ドルで売ってるショップを一切見かけないんですが・・・BestBuyでも399.99ドルだし。
それどころか現地のamazonでは150ドルほどで販売されてますし。恐らく日本で安く手に入れて転売してるんでしょうけど。
要するにアメリカでも実売価格は150ドル程度なんですねー。ソフトバンク社員は本当に嘘つきですね。


さて、そんな実売8000円のスピーカーが抱き合わせされた305SH、さぞかし一括価格はお安いことでしょう。

54,480円

えっ?
実売8000円スピーカーが付属して約55000円??
低スペックでワンセグもおサイフも無い、CPUも液晶もショボい、前面パネルがアクリル製なものが約55000円???
スピーカーの価格を省いても45000円程度ですか。デザイン性を含めたとしてもボッタクリにもほどがあります。何かのギャグですかね?


このボッタクリ感をわかりやすくするため、ちょうどこの端末と似た感じのスペックの端末「Zenfone 5 LTE」がASUSから発売されていますので(日本未発売ですが)、比較してみましょう。

2万円以下のSIMフリースマホ「ASUS Zenfone 5」は低価格スマホにあるまじき完成度 - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20140719-zenfone5-review/

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ASUS Zenfone 5 LTE

画面:5インチHD IPS液晶
CPU:Snapdragon 400
ストレージ(ROM):16GB(32GBモデルもあり)
メモリ(RAM):2GB
前面パネル:ゴリラガラス3
バッテリー:2110mAh
カメラ:背面800万、前面200万

価格:6990台湾ドル(約24000円)


AQUOS CRYSTAL

画面:5インチHD液晶(IPSかどうかは不明)
CPU:Snapdragon 400
ストレージ(ROM):8GB
メモリ(RAM):1.5GB
前面パネル:アクリル
バッテリー:2040mAh
カメラ:背面800万、前面120万

価格:54480円(実売8000円のスピーカー付き)

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わあ、ボッタクリだね!

ちなみにスプリントは2年縛り無しだと240ドル、スプリント子会社が販売するプリペイド版(SIMロック解除不可、契約不要で買える)は約150ドルのようです。

150ドルでようやく釣り合う価格かな?という感じですね。SIMロックが無ければの話ですが。
こんなのに24000円も出せません。


そして、日本ではソフトバンクショップがまた糞みたいな売り方をしています。しかも直営店も含め。


こちらは「305SHに付属するスピーカーをあたかも別売りかのように表記して騙す手口がソフトバンクショップで横行中」にてご確認下さい。

で、こんな景表法違反までして予約させようとしているのは、ソフトバンクからの指示のようです。


その内メディアで「予約好調!」とかアピールする気満々ですね、これは。

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という事で、全くもってシナジー効果を感じられない素敵なアクリルパネルスマートフォン、AQUOS CRYSTAL。
発売直後に不適切なキャッシュバックを付けて投げ売りし、売れてると見せかけようとしているようですが、SIMロック解除も出来ないすぐに傷つく低スペック低機能スマホはガジェットクラスタすら寄り付かないのでは。
どうせまた投げ売り開始して白ロム価格も5000円とかになるんでしょうし、その内付属のスピーカーを無しにしてワイモバイル堕ちするのも目に見えています。はいはい、シナジーシナジー。

まあアメリカで売り出すのでroot取得してSIMロック解除する方法まで編み出される可能性も無きにしもあらずですし、その上で単体で一括0円キャッシュバック8万とかなら考えてもいいレベルではないでしょうか。

以上、AQUOS CRYSTALならぬAQUOS ACRYLについてでした。
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