ソフトバンクモバイルにワイモバイル・ソフトバンクBB・ソフトバンクテレコムを吸収合併させるそうですが  このエントリーをはてなブックマークに追加

テロリスト集団・ISISによる日本人拉致事件の当初言われていた身代金支払い期限を迎える日に、ソフトバンクがぶっ込んできました。

当社子会社間の合併に関するお知らせ | プレスリリース | ニュース | 企業・IR | ソフトバンク
http://www.softbank.jp/corp/news/press/sb/2015/20150123_01/


別会社・子会社に周波数をかき集めさせた挙句、それを全て吸収するというゴミクズのような行為です。
というか、これまでの周波数割り当てとは一体何だったのでしょうか。しかも完全に3社体制になってしまう。
総務省は本当に役立たずですね。イーモバイル買収の時から思ってますが、何でこんな奴らを税金で食わせているんだろう。総務省の人間が人質になればいいのに。

それはさておき。
これからどうなるの?って部分をダラダラと書いていこうと思います。
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・・・と言いつつ、石川温さんが既に言いたいことの大半を書いちゃってるんですが。

“ついに来た”ソフトバンク合併でワイモバイルの運命は?(石川温氏寄稿) - 週アスPLUS
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/296/296316/

孫氏、日本回帰の前兆か ソフトバンクの4社合併  :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO82291530T20C15A1000000/


この石川さんの文章も踏まえつつ。


ここまでの流れとしては、

ソフトバンクが2010年よりウィルコム再建の支援

2.5GHz帯の権利などを別会社のWCP(議決権1/3以下)に移す

イーモバイルに700MHz帯割り当て

2012年にソフトバンクがイーモバイルを買収

イーモバイルを完全子会社化したのち、議決権2/3以上を他社10社に売却

2013年、ウィルコム再建完了。子会社化

イーモバイルとウィルコムをヤフーに売りつけてヤフーから現金を引き出す発表

市場が嫌悪感抱いたため断念、しかしイーモバイルとウィルコムは合併

ヤフー資本一切無しなのにワイモバイルという名の新会社爆誕

総務省が「電波割当基準はグループ会社の関係も考慮する」と遅すぎる決定

なら、もう別会社と言い張る必要無いんじゃね?

ソフトバンクモバイルがワイモバイルとBBとテレコム吸収と発表


というような感じです。時系列間違ってたらゴメンね。
あと孫正義が会長になり、現在モバイルの副社長である宮内謙が社長となるようです。


で、ワイモバイルを吸収した理由は「別会社と言い張る必要が無くなった」というだけではありません。

・900MHzの既存事業者が全く巻き取れておらず、このままだとキャリアアグリケーションが出来ない
・「国内契約者数No.2になった!」と言い張りたい
・ワイモバイルの1.7GHzの3Gを終わらせて全部LTE化したい
・PHS巻き取りたい

といったところがあるかと思います。


まず900MHz帯(いわゆるプラチナバンド。どのあたりがプラチナか、とうとうわからないまま)のLTEに関してですが、ビックリするほど既存事業者を巻き取れていません。

総務省 電波利用ホームページ | 900MHz帯における終了促進措置(平成26年度第2四半期)
http://www.tele.soumu.go.jp/j/ref/portal/h26_2q_900/

(1)平成26年度第2四半期の終了促進措置の実施状況について

開設指針及び認定を受けた開設計画に照らして終了促進措置の実施状況を確認したところ、終了促進措置を実施した無線局数は次のとおりです。
・ RFID免許局・登録局 6,494局 (全体の約75%、廃止無線局を含む。)
・ MCA端末局 283,735局 (全体の約99%、廃止無線局を含む。)
・ MCA制御局 130局 (全体の39%、廃止無線局を含む。)

このことから、認定を受けた開設計画に記載された目標(RFID免許局・登録局、MCA端末局及びMCA制御局について、いずれも平成25年度末までに実施完了。)よりも遅延していることを確認しました。

認定開設者から報告があった遅延理由は次のとおりです。

・ MCAについては、全体の約99%(前四半期から26局増)の無線局の移行が完了したが、免許人の都合等により、協議や工事日程のスケジュール調整が難航していること、プログラム開発が必要な事案において、想定以上に作業が長期化したこと等の事情により、本四半期までに、全ての無線局の終了促進措置の実施が完了しなかったこと。

・ RFID免許局・登録局については、全体の約75%(前四半期から3%増)の無線局の移行が完了したが、免許人等事情による継続利用の希望や後継機種の開発・製造の遅延、生産ライン使用のため工事が可能な時期が限られていること等によるスケジュール調整の難航等の事情により、本四半期までに全ての無線局の終了促進措置の実施が完了しなかったこと。


2014年度Q2でMCAがまだわずかに残っており、RFIDに至っては75%しか巻き取れていないって・・・えーと、何年掛かるの?

ちなみに孫正義は2013年度の決算発表会の質疑応答でこんな発言を。

決算報告ハイライト | 説明会資料・動画 | IR情報 | 企業・IR | ソフトバンク
http://www.softbank.jp/corp/irinfo/presentations/2013/q4/results/review/20140507_01/#qa

Q.
900MHz帯でのLTEサービス提供はいつからなのか。

A.
900MHz帯でのサービスは総務省からやっとの思いで割り当てを得た。NTTドコモやKDDIはずいぶん前から800MHz帯で15MHz×15MHzの帯域を使ってサービスを提供している。われわれも900MHz帯では他社と同様に15MHz×15MHzの帯域での認可を受けているが、実際に使用できるのは5MHz×5MHzだけとなっている。残りの10MHz×10MHzについては、現在利用中の事業者に立ち退いていただかないと使用できないため、機材を提供するなど移行のお手伝いを何千社という規模で行っている。
現在はその作業もほぼ終わり、残り数社と最終的な調整をしている最中である。心配していたよりは順調に進んでおり、ようやくめどが見えてきたが、サービスインできるのは今年の夏頃ではないか。


はい、全部嘘ですね。全く作業は終わっていませんし、順調にも進んでいませんし、メドも立っていませんし、2014年夏になってもサービスインしていません。
まあ、ごくごく一部ではコッソリとサービスインしているらしいのですが、エリアが一切公開されていないですし、一時期「LTEに始めたよ」的な記述がサービスエリアのページにあった気がするのですが今は無いですね。
というかFAQを見ると、ソフトバンク的にはまだ始めてない事になっている模様。もう2015年ですよ?

[SoftBank 4G LTE]どの周波数帯で提供されますか? | ソフトバンクモバイル
http://faq.mb.softbank.jp/detail.aspx?cid=73136&id=e7335384349424e3474796977424577356e496c44596e79777056454a364a5a4c484c48327a697162634d343d

「SoftBank 4G LTE」サービスは2.1GHz帯で提供いたします。


あと、実際の質疑応答では「総務省がいついつまでに全部巻き取れと言ってきた!ふざけるな」的な事も言っていましたっけ。もちろん嘘なので省かれていますね(巻き取りの計画を提出したのはソフトバンクで、しかも明らかに他社より無茶なスケジュール)。

こんな感じなので、900MHz(バンド8)と2GHz(バンド1)とのキャリアアグリケーションが出来る気配が全く無いわけです。auは既に800MHz(バンド18)と2GHz(バンド1)との10MHz幅 + 10MHz幅のキャリアアグリケーションやってますが。

Q.
KDDIやNTTドコモが、キャリアアグリゲーション(複数の異なる周波数帯の電波を束ねて運用し、データ通信を高速化させる技術)を用いてLTEを高速化するとアナウンスしている。現状のソフトバンクモバイルのサービス内容では見劣りしているように見えるが、これに対抗する場合、どの周波数をどのように活用するのか?

A.
われわれが展開している900MHz帯は、現時点で使用可能な帯域が5MHz×5MHzだけなので、現状LTEのサービス展開はできない。しかしあと数カ月でこの帯域でもLTEのサービスが提供できるようになるので、900MHz帯と2.1GHz帯でのキャリアアグリゲーションが可能になる。われわれは先々のサービスについて原則事前アナウンスをせず準備ができたら即サービス提供を開始する。われわれは発表するのは後発が多いが、準備については他社と同時あるいは先にスタートしている。サービス競争で負けるつもりはなく、電波さえあれば負ける理由はないと考えている。


ま、この発言も嘘ってことですね。


で、次に「国内契約者数No.2」。
ワイモバイル(イーモバイル+ウィルコム)とソフトバンクの契約数を足せばauを抜きます。
まあこの契約数は水増しが大量に含まれてるので実際のところはどうでもいいですし、以前から子会社でもないのにウィルコムの契約数を足したり、完全子会社でもないのにイーモバイルの契約数を足したり、Sprint買収後には垂直グラフで「日米合わせればぶっちぎり」とかほざいてて今更な感じもあるのですが、これで名実ともに国内2番目と言うつもりでしょう。

son10.jpg

ま、別にそうなったからといって、ユーザーには一切メリットはありません。


そして、ここもキモだと思いますが、ワイモバイルの持つ1.7GHzは3G回線にも使われています。これを終わらせて1.7GHz帯を全部LTE化したいという意図があると思います。
3G契約者はほぼいないというか使われていないですし、ここをLTE化すれば理論上の速度上限値を上げることが出来ます(速くなるとは言っていない)。
もちろんキャリアアグリケーションにも関わってきます。
この3Gを巻き取るなら、ソフトバンクと合併した方が都合がいいでしょう。色々と。

さらに、収益を上げるためにARPUの低いPHSユーザーをARPUの高いスマホに移行させたいという思惑もあると思います。
PHS事業自体は医療機関で使われる関係上やめられないですし、採算性悪いでしょうからね。
先日発表された変態端末のHeart 401ABは通話専用のPHS端末ですが、いずれスマホに巻き取ることを想定しているもののはずです。

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という感じでしょうか。

あとソフトバンクBBとソフトバンクテレコムも吸収合併というのもありますが・・・これは何でしょうね?
これまでホワイトBBやヤフー関連オプションについての問い合わせを「別会社だから知らん」とたらい回しにしてたのが出来なくなるかな、といったぐらいしか思い浮かばないですが。今度は「部署が違う」とか言い出しそうだけど。
何か理由が無い限りはこの2社を吸収するはずないのですが。まだ理由は見えてきません。

って事で、こちらからは以上です。
しかしこれ、総務省は本当にこの合併通すの?
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