ソフトバンクの基地局数、嘘・大げさ・紛らわしい。2月版  このエントリーをはてなブックマークに追加

記事が膨張しすぎて読みにくくなっているなと思ったので、整理ついでに記事を書き直します。
前回までの記事はこちら→http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-2.html

2011年3月までに基地局倍増!6万局から12万局に!フェムト配りまくります!
そんな馬鹿なことを吐いてから8ヶ月後には2011年9月までに14万局、という宣言が追加。
そして、2月。

fig_result3.gif

10ヶ月で24000局ほどしか増えていません。棒グラフの長さがどんどんおかしくなっています。
矢印もおかしいです。

あ、ちなみにこの数字の中には中継局も含まれてるみたいで。
いや、そもそもソフトバンクの出す数字なんか一切信用出来ないのですが、説明のためには引用するしかない・・・


では、解説していきましょう。

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おさらい。

http://twitter.com/#!/masason/status/19473880362
http://twitter.com/#!/masason/status/19462182929

増える基地局数は、ホームフェムトはカウントせず、99%は中継局以外
・・・中継局以外って。「99%基地局」と言わないのがポイント。

で、99%は中継局以外と言っていますが、

http://www.asahi.com/digital/cnet/CNT201102030114.html

2010年3月末で約6万(無線基地局3万3000、中継基地局2万7000)だった基地局数は、2010年12月末の時点で約7万6000(無線基地局4万6000、中継基地局3万)になった。3月末には約12万(無線基地局8.9万、中継基地局3.1万)となる予定。


あれれれれ? 結局中継局は27000から31000と6.7%の4000局も増えてるんですが?
もし本当に99%が中継局以外・・・まあ基地局でしょうけど、99%が基地局だったなら、中継局は600局。

その差、3400局。
これが全て通常の基地局だったなら、その分容量もアップしているはずなのに。
また嘘ついたんですか? 孫正義様。

あと、松本の言葉。

http://twitter.com/matsumotot68/status/34793199792820224
http://twitter.com/matsumotot68/status/34794919545540608

.@BBkuroko 最近の発表では、現在の基地局数は79,408局 (内訳は、独立基地局49.202、中継基地局30.146)となっており、これを3月末迄には何とか120.000局までもって行くよう最期の追い込み中です。
(続き)79.408局を屋外と屋内で分けると、45.627が屋外、33.781が屋内となりますが、屋外局での中継局は3.500程度に過ぎず、中継局の殆どは屋内局です。但し、所謂ホームアンテナ(リピータ)や、戸別のFEMTO局は、この数字には全く入っていません。


これが何を指すのかは俺にはよくわかりませんが、とりあえず参考に。
屋内基地局ってそんなに多いの?


http://twitter.com/#!/miyakawa11/status/15778896880336896
http://twitter.com/#!/miyakawa11/status/15784113332027392

無線基地局と中継基地局(リピータ、レピータ)に分けて今後表記
お客様宅内に設置するホームアンテナ+フェムトは別表記(現在約12万局)。

「宅内小型基地局(ホームアンテナ、ホームアンテナFT)は倍増計画目標12万局には含まれておりません。」と電波改善宣言のホームページにも書かれています。
つまり「業務用のフェムト、レピーターは入れますよ」と宣言しています。

以前は「お客さまのご要望で設置した」という言葉が入っていましたね。


で、ここまでの基地局数の変化。

基地局中継局合計
2010年12月462792963875917
2011年1月492623014679408
2011年2月537633064084403


ちなみに1.5GHz局か2GHz局かの表記は一切ありません
とりあえず1.5GHz対応の機種はほとんど無く、今回「電波改善宣言」としているので、仮にここは1.5GHz局は含まないとします。まあ当たり前ですが。


あと2006年の「基地局倍増宣言」。

http://ja.wikipedia.org/wiki/SoftBank_3G#.E5.9F.BA.E5.9C.B0.E5.B1.80.E6.95.B0

2007年までに基地局を約23000から46000局にするという公約ですが、2006年11月に「達成出来ない見込み」として達成の延期を発表。
結局2007年4月で31000局までしか増えなかったのです。

で、2007年7月になって、急に11000局も増やしたと発表。
これが"基地局ではない"はずの「中継局」を含んで発表したものだったわけです。
いわゆる「ソフトバンク基地局数」の始まりです。

そして今回は「2011年9月までに14万局」と、途中で”目標の追加”だそうです。

そして、いつもの嘘つき宮川CTO。

http://twitter.com/miyakawa11/status/40407542215606272

@softbank_ichiro 3月末の予定、希望、ですが…。ヤバい、ラストスパート中。


え、とっくに基地局設置用地は決まってますよね?
何が予定、希望なのでしょうか。何がどうヤバいのでしょうか。


まとめると、こんな現状です。
普通に考えると達成は無理でしょう。
「達成しました!」と宣言したとして、信じる人いるんですかね? ・・・ああ、信者がいるか。

数合わせとして考えられるのは、まず「ホームアンテナやホームアンテナFT以外のフェムト」を数に加える事。
家庭向け以外のフェムトセルが今後、基地局数に加わる可能性は非常に高いです。
今、オフィスや店舗に「置かせろ」と代理店に営業に回らせているのも、こういった背景があります。
ちなみにもし営業に来たとしても、月々の設置場所提供料を払わせるか、キッパリと断りましょう。
設置すると電源を切ってはいけないし(電波法違反)、基地局からの電波が届いている場合は干渉して電波が使えなくなる可能性もあるなどリスクが高い物ですしね。


もう1つは、ウィルコムのアンテナと併設、もしくは撤去してソフトバンクの基地局に置き換え。
併設に関しては大々的に発表していますが、その裏では撤去して置き換えという事をやっているようです。

どうも強度の弱いコンクリート柱(通称:コン柱、昆虫)には併設アンテナを置けないらしく、ウィルコムの物を撤去して置き換えという素晴らしい行動に出ているようです。
ちなみに都市部だけではなく、地方の主要道路に置いている物でもサッサと入れ替えしちゃってるみたいですよ。

コン柱だと高さが足りないので、エリアはあまり広がりません。
基地局の数合わせに使われるだけ、ということですね。

あと、PHSの基地局は設置料(土地や建物所有者に払う賃料)の相場が安いようです。
しかし、このように携帯基地局と併設ないし置き換えを、キチンと説明せず工事をしているのでは・・・なんて疑惑も浮上しています。
つまり、PHSの設置料のまま携帯基地局を置こうとしている可能性がある。
ぶっちゃけソフトバンクならやりかねません。


さて、デタラメな数字と発言と宣言ばかりの「電波改善宣言」。
宣言から10ヶ月も経ってるのに、やはり電波状況は大して改善していません。
まあ、これを信じるのは一部の狂信者と社員とおバカさんだけだとは思いますが・・・あなたはどうですか?

そして先の目標を立てていますが、どう考えても期限の引き延ばしとごまかしです。
2011年3月に「12万局達成!」とオリジナルのデタラメな数字だけ発表しておいて9月までにつじつまを合わせるも良し。
正直に「無理だったので9月に14万局達成する」と言うも良し。
株価の事を考えるなら前者かな?

しかし、数を合わせるだけでは通信状況は改善しません。当たり前です。
それは「電波改善宣言」ではなく「基地局数合わせ宣言」に過ぎないのですから。

ソフトバンクの出す数字なんて信用してはいけません。
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