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ソフトバンク、脱税のためにヤフーに売り払ったIDCフロンティアを再び子会社に(ついでにファーストサーバも)。これが親子上場の問題点  このエントリーをはてなブックマークに追加

ソフトバンクがIDCフロンティアとファーストサーバの株をヤフーから取得し、再び100%子会社にしました。
あとついでにデータ吹き飛ばし事件でその名を知られる事となったファーストサーバも。

株式会社IDCフロンティアおよびファーストサーバ株式会社の株式取得について | ソフトバンク株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ
https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2018/20180320_01/


今回、なぜこの件をブログで取り上げるのかというと、このIDCフロンティア(旧:ソフトバンクIDCソリューションズ)を使った脱税が過去に行われたからです。

ヤフー、186億円追徴課税の取消訴訟で敗訴。地裁は脱税であると認めました
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-369.html


4年前にこんな記事を書きましたが、ソフトバンクが子会社のヤフーに対し、同じく子会社のIDCフロンティアを450億円という明らかに高すぎる価格で売り払ったのですが、これが企業再編税制を利用して法人税の負担を減らす目的だったと判断され(要するに脱税)、追徴課税を食らったという事件です。
税務関係者の中では「ヤフー・IDCF事件」などと呼ばれているようです。

ヤフーや孫正義は「事業で必要だから買った(売った)」とかほざいていたのですが、それが今回その会社を再取得することにより、嘘だったと自白したことになります。
改めて、この件についてまとめておきたいと思います。
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まず、問題とされた部分についてはこちら。

ヤフー、540億円の申告漏れ 子会社買収で  - 47NEWS(よんななニュース)(魚拓)
https://web.archive.org/web/20140401174158/http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010063001001064.html

 ヤフーは30日、東京国税局から、データセンター業務を手掛けるソフトバンクの子会社買収が節税目的だったとして、約540億円の申告漏れを指摘された、と発表した。追徴課税額は約265億円になる見込み。

 ヤフーは「当局の指摘は一方的で予断に満ちている」として、国税不服審判所に申し立てる考えだ。認められない場合は提訴する。ただ、金利負担を避けるため支払いには応じる。

 同社によると、東京国税局が問題視したのは2009年2月にソフトバンクの子会社「ソフトバンクIDCソリューションズ」を買収した取引。事業目的ではなくソフトバンクの資金需要に応えるための形式的なもので、買収額についても不当に引き上げられていると指摘されたという。

 ヤフーは「買収はデータセンター事業の戦略的基盤を構築するためのもので、実際に成果も出ている。海外をみても、ネット企業がこの事業領域に進出するのは当然だ」と当局に反論している。

 ヤフーとソフトバンクの契約に基づき、追徴課税額約265億円はソフトバンクが負担する。ソフトバンクは事業税などを差し引いた約248億円を10年4~6月期に特別損失として計上する。


ソフトバンクはIDCフロンティア(旧:ソフトバンクIDCソリューションズ)を450億で子会社であるヤフーに売却。
この450億という価格ですが、資本金15億円(当時)の会社に付ける値ではありません。
その後、IDCフロンティアの欠損金約540億円をヤフーの利益と相殺して税務処理しようとしたのを、東京国税局は「事業目的ではなくソフトバンクの資金需要に応えるための形式的なもので、買収額についても不当に引き上げられている」と問題視。
追徴課税は265億円となりました。

これを「ふざけるな」と逆ギレし、ヤフーは186億円分の追徴課税の取り消しを求める訴訟を起こしたのですが、地裁・高裁・最高裁と敗訴し、追徴課税は確定しています。

追徴課税巡りヤフーの請求棄却 東京地裁  :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1804U_Y4A310C1CR8000/

ヤフー、2審も敗訴 追徴課税訴訟 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/141105/afr1411050024-n1.html

ヤフーの敗訴確定 課税取り消し訴訟で最高裁: 日本経済新聞
https://r.nikkei.com/article/DGXLASDG29HAC_Z20C16A2CR8000?s=1


それで、ですね。
追徴課税を食らった直後(ヤフーに対しての追徴課税だが、支払いはソフトバンクが行った)のソフトバンクの決算発表会にて、孫正義はこのようなことをほざいています。

ソフトバンク:4~6月期、増収増益で最高益更新--「基地局を倍増させる」
http://japan.cnet.com/news/service/20417643/

純利益が約3割減となった要因としては、2月にヤフーへソフトバンクIDCを売却したことが国税局から税務目的だと指摘され、追徴課税を247億円支払ったためだ。これに対しソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は、あくまでもヤフーのクラウドへの展開やサービス増強のためにデータセンターを売却したと強調する。
「国税局の指摘は全くの的外れ。IT業界の常識から逸脱した見方であり、世界中から笑われてしまう。日本の国税局は遅れているということを明確に指摘したい」と国税局を強く批判し、支払った247億円については「後で戻ってくるお金だと思っている」とコメントした。



戻ってきませんでしたね(笑)

そもそもですね、ソフトバンクとヤフーの関係は親子であり、それぞれが上場しているわけですが、この「親子上場」自体が世界の常識から逸脱しているんですよ(日本は親子上場が多い。海外では稀)。
で、この親子関係を利用した脱税がダメだと指摘されたわけですから、世界中から笑われるのはソフトバンクなんですよ。恥ずかしいですねぇ。

で、今回またその脱税に使った企業をソフトバンクの子会社に戻した時点で「脱税のためにヤフーに売り付けました」と自白したようなものです。
この元サヤまで含め、まさに親子上場の問題点がそのまま出たようなクソみてぇな事例です。


・・・ということで、親子上場の話。

ソフトバンクの持株会社であるソフトバンクグループ株式会社は、通信部門を担うソフトバンク株式会社を上場させる計画だと発表しており、今色々動いているようです。
もちろん、このソフトバンクグループ株式会社とソフトバンク株式会社は親子関係にあたります。
つまり、新たに親子上場を果たそうとしているわけですね。

しかし、この「親子上場」は問題視されています。

「親子上場の問題(その1)」 - M&A Online
https://maonline.jp/articles/bizsupli0325

 要するに、親子上場の子会社では少数株主が保護されない懸念が高く、株主の平等に反するということです。親会社の利益を優先させて少数株主の利益を損なうなら、確かに不特定多数の少数株主が想定される上場企業としてはふさわしくありません。

 親子上場の子の場合、多くの株式を親会社が押さえているため、市場に流通する株式がそもそも多くありません。このため少しの売買で株価が荒い値動きをしがちで、仕手戦には好んで使われてしまうと言われています。このように、投資という視点から見ても親子上場は歪みが生じがちです。



全文表示 | ソフトバンク親子上場の方針 「NTTとドコモ」より「懸念の声多い」理由 : J-CASTニュース
https://www.j-cast.com/2018/03/03322041.html?p=all

一般に親子上場では、子会社の取締役会は、親会社との取引よりも有利な取引機会があればそちらを選択すべきだが、親会社に有利な取引条件を飲んでしまうということが懸念される。SBGの場合、多額の有利子負債を抱え、主力の携帯事業で利益をあげるSBからの「あがり」が頼り。SBGが目先の利益がほしくて携帯事業で得た金を配当などで吸い上げ過ぎると、SBの成長にマイナスになり、SBの少数株主の利益に反する事態もあり得る。


まさに、ソフトバンクがヤフーから現金を不当な手段で吸い上げたのが懸念事項に該当しますね。
しかしそれでも、子会社を上場させる事例は増えています。
国内・海外の投資家からの批判を受けるデメリット以上のメリットがあるからです。

子会社上場が密かに増加、問題視に抗う“親子”のホンネ | inside Enterprise | ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/139490

「子会社上場」については、親会社からの独立性や、親会社と子会社の少数株主に対する利益相反などガバナンス(企業統治)上の問題が指摘され、その是非をめぐって議論が繰り広げられてきた。

 ガバナンス強化がうたわれる昨今、親子上場に批判的な海外投資家などから厳しい視線を浴びかねないが、それでも子会社上場がじわりと増えているのはなぜか。

(略)

 まず親会社からすれば、子会社株の一部を市場に放出することで、キャッシュ(現金)を確保できる。次に、IPOの主幹事を務める証券会社としては、親会社との関係構築により、別の案件につなげられる可能性も出てくる。

 実務的にも、新興ベンチャーと比べ、上場に関する親会社の経験や人材を生かせる上、大企業グループであれば財務面の不安も比較的小さい。いわば“労少なくして功多し”という構図なのだ。


まあ結局のところ、上場させる事で「多額の現金を得られる」というシンプルな理由ですね。
そして、上場させる側としてもメリットはあるという事になります。
特にソフトバンクの通信部門であれば値はつくでしょうから、「親子上場は望ましくない」としている東京証券取引所も上場させるのではないか、と言われています。

ガバナンスって何なんでしょうか。ガバガバなんすかね。


まあどんな思惑があるにしろ、ヤフーを使って脱税を行ったという事実があるだけでもソフトバンクを上場させない理由として事足ります。
ちゃんと上場申請を却下しろよ、としか言いようがありません。
でないと、またソフトバンクは脱税しますよ。
ケチと書いてソフトバンクと読むぐらいにケチなソフトバンクはどうにかして脱税しようとしますからね。

世界から笑われる日本の恥企業ソフトバンクは早く潰さなければならないです。
本当に早く潰しましょう。
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