ソフトバンク、キャリアメールで「.co.jp」を含むアドレスからのメールを全破棄。iPhone発売までにユーザーに公表せず総務省にキレられる  このエントリーをはてなブックマークに追加

うん、いつも通りだね。


ソフトバンクが提供するキャリアメールで、「.co.jp」を含むメールアドレスから来たメールを全て破棄するという実にアホな事案が発生しました。

迷惑メールフィルターの不具合による特定ドメインからのメールの一部消失についてのおわび | プレスリリース | ニュース | 企業情報 | ソフトバンク
https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2018/20180921_01/


で、超珍しく謝罪プレスリリースを打ったと思いきや、それがiPhone XSの発売日の夜というふざけた日時。
しかも、メール消失の発生日は9月17日朝~18日朝だったのですが、21日の夜までユーザーに知らせていないという点も実にふざけています。

さすがに総務省にもキレられた、ソフトバンクのクソトラブルとクソ対応をご覧下さい。
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ソフトバンクのプレスリリースによると、迷惑メールフィルターの不具合により、2018年9月17日10時48分から18日9時16分までの間、「.co.jp」を含むアドレスからのメールが全て迷惑メールと判定され、全て破棄されたそうです。
そのメールの数は約1030万通で、迷惑メールフィルターを使用していたソフトバンク・ワイモバイルのキャリアメール全てで発生していた模様。
影響数は約436万ユーザーとのことで、発生期間と合わせ、この規模の通信障害は「重大な事故」に該当します。

.co.jpドメインのメール全てということで、影響は非常に大きいです。
通販やチケット販売関連のメールの消失はユーザーにとってはかなり困る事態だったのではないでしょうか。
また、受信側だけではなく送信側もトラブルに巻き込まれているわけで、ユーザーだけの問題ではないという点も重要です。
ソフトバンクにとってもヤフー関連のメールが全て消失してるのは困った事態のはずなんですが・・・

そもそも、迷惑メールと判定した時点で即破棄し、ユーザーに全く知らせないような運用も問題です。
ドコモは迷惑メールは専用フォルダへの隔離、auは迷惑メール判定されたメールのレポートが送られてくるとのこと。
知らぬ間にメールが消失していた、なんて事は起こりにくいようになっています。


で、このトラブルについてプレスリリースを打ったのは9月21日の夜。
この日はiPhoneの新機種「iPhone XS」の発売日で、ソフトバンクも朝から発売セレモニーを行っていました。
つまり、発生から3日間この重大トラブルを公表せず、重要イベントが行われた後にようやく公表したわけです。
イベント前に公表してしまうと、イベントや囲み取材で質問され、謝罪しないといけなくなってしまいますからねぇ。
ソフトバンクはとにかく絶対謝罪したくないというクズな姿勢を貫いてますからね、特にこの3年ほどは顕著です。


そんなクズのソフトバンクに対して、無能で知られるクソ総務省も事故発生の把握が遅い・事故発生の報告が遅い・ユーザーへの公表が遅いためにさすがにブチ切れ、行政指導を出す始末。

総務省|利用者に対する十分な説明等の実施に関するソフトバンク株式会社に対する要請
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban05_04000320.html


まあでも、ソフトバンクからすればiPhone発売セレモニーの後に公表出来たのでしめしめと思っている事でしょう。

・・・と言いつつ、ソフトバンク的にはもう少し公表を遅らせたかったんでしょうけどね。
というのも、ソフトバンクは重大なトラブルの公表は何らかのイベントの翌日以降に行う事が多々あるからです。
要するに前科あるんですよ。

例えば、去年7月に発生したソフトバンクテクノロジーが受けた不正アクセスについては、去ソフトバンク主催の法人向けクソイベント「SoftBank World 2017」終了の3日後に公表していたり、


ソフトバンクが起こした、信用情報機関への料金滞納の誤情報登録というとんでもない問題は、iPhone 5sの発売翌日に公表していました。
発覚したのはその半年以上前なんですけどね。わざわざそこに被せてきたんでしょうねぇ。


さらに、この件について孫正義が謝罪したのが公表の6日後。もちろんTwitterでのみです。


こんな感じで毎度謝罪せず逃げて逃げて逃げて隠し隠し隠す。
それがソフトバンクであり孫正義なわけですが、今回もそうしようとしたところ流石に総務省から「いつまで公表せんつもりじゃボケ」と言われた、と。
ただ、ソフトバンクも「頼む、せめて21日まで行政指導待ってほしいんじゃあ~」と泣きついた結果がこれなんじゃないですかね。
もしそうなら、それを許した総務省はやっぱり無能のゴミクズです。


で、さらに言っておきますと、ソフトバンクのサイトのモバイル部門のトップページ(https://www.softbank.jp/mobile/)を見てもこのメール消失事故についての報告・謝罪のページへのリンクはありません。







ソフトバンクのトップページ(https://www.softbank.jp/)にはリンクが記載されているのですが、



検索して辿り着くのはモバイル部門のページがほとんどのはずです。
つまり、最も見られるページにネガティブなネタを記載していないという事になりますね。

普通、メールでのお知らせはもちろんのこと、良く見られるページの良く見える場所にもリンク貼って広く周知するものだと思うんですけどねぇ。
隠蔽体質ここに極まれり、です。

まあ、総務省にキレられてからユーザーに報告と謝罪のメールは送ったようですが、キャリアメールの信頼を損なう事態の報告をキャリアメールに送るとか、何かのギャグなんですか?
またそのメールも消失してるかもしれないのにね。


ちなみに今年2月に固定電話との通話に障害が発生した際も、やはり障害のお知らせが遅かった上にトップページに障害情報が掲載されていませんでした。

ソフトバンク、通信障害を起こしていつも通りサイトトップでお知らせしない隠蔽スタイルからの面白謝罪を決める
http://nosoftbankno.blog84.fc2.com/blog-entry-493.html


珍しくソフトバンクが謝罪を掲載したので恐らくこの時も総務省につつかれてるはずなんですが、この時のソフトバンクの謝罪文がまた酷い。

https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/info/2018/20180222_01/

弊社では今回このような事態が発生したことを重く受け止め、障害発生時の迅速なお客さまへの報告体制ならびに、ネットワークの安定的な運用に向けて更に取り組みを強化し、全力を挙げて取り組んでまいります。


報告体制? ねぇ、どこどこー?

重くなんか受け止めていませんから、どうせまた隠蔽すると思ってましたが予想通りです。
もう行政処分で営業停止させていいと思うんですけど。マジで。

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今回の件は、ソフトバンクの技術力の低さはもちろんですが、それ以上にユーザーに報告せず隠すというクソ対応が特に問題です。
重要なメールが来ないことで困ったユーザーは多いはずなのに、メールを破棄した事を公表しないことで、ユーザーがトラブルを把握し対処することが出来なくなったり、メール送信者が損失を被ったり相手から苦情を受けたりするという不利益を被るわけです。
早く公表していればそれだけ不利益は減るわけですよ。特に今回の件はソフトバンク・ワイモバイルユーザー以外にも波及する問題です。

だが、ソフトバンクはそれをしなかった。

これ、とんでもない事ですよ。
ソフトバンクの過去のトラブルの中でも上位に入る酷さです。ソフトバンクの隠蔽クソ対応のせいで。


だから、俺はずっとソフトバンクはサッサと辞めろっつってんですよ。
メール消失自体は日常茶飯事ですし、ソフトバンクなんか使ってたら相手の信頼を損なうことになります。

繰り返しますが、今回の件は本当に酷いです。
早く他社に乗り換え、みんなでソフトバンクというゴミクズ企業を潰しましょう。
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