日本赤十字に集まった義援金の配分方法  このエントリーをはてなブックマークに追加

孫正義、いや孫デマ義がまた余計なツイートしやがった&ブラックバス放流して日本の湖の生態系破壊するバカ清水國明が訳のわからんデマブログ書きやがったので・・・


日本赤十字に集まった義援金の配分方法を解説します。
何で俺がこんな事書かにゃならんのだ。


※追記

http://twitter.com/#!/masason/status/54373695166222336
日本赤十字の皆様の活動を尊敬しています。 RT @no_softbank: 日本赤十字に集まった義援金の配分方法 http://bit.ly/eIhJGf 孫正義様、これをRTして下さい。日本赤十字に集まった義援金の配分方法についての情報です。


ということで、RTしてもらいました。デマ流さず、正しい知識を流すのなら何ら反対しないんですけどねー。
・・・でもさ、内容ちゃんと読んだのか?

(4/8)さらに追記。
死亡・行方不明、遺族に35万円=原発事故避難者も対象-震災義援金
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011040800659&j4

とりあえず有識者委員会を緊急に立ち上げ。
死者・行方不明者の遺族・全壊の住宅被害者と福島第1原発事故の避難者に各35万円、半壊の住宅被害者に18万円とする第1次の配分基準を決めました。


で、これで日本赤十字に対する間違った知識は払拭されて欲しいんですが。
あと俺の知識が間違ってる場合もあるので、怪しい記述があれば指摘よろしくお願いします。
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東日本大震災:日赤への義援金594億円…配分には時間
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110331k0000m040089000c.html

まず、日本赤十字に集まった義援金は、すぐには被災者には渡りません。
あ、これは決して怠けてるとか遅いとか被災者の事を疎かにしてるとか、そういう事ではありません。

まず、災害が起こると、被災した各都道府県に「義援金配分委員会」が設置されます。
ここに、その都道府県・日本赤十字・共同募金などに集まった義援金がひとまず渡されます。

今回の場合は都道府県・日本赤十字・中央共同募金会・NHK・NHK厚生文化事業団などで集めた義援金が、義援金配分委員会に渡されるお金となります。

そして、委員会が被災者の被災状況に応じて配分する割合を決定し、各市町村に義援金を配分します。
その後に各市町村から被災者に現金が渡ります。

http://www.akaihane.or.jp/er/pdf/gienkin_flow.pdf
中央共同募金会のサイトにわかりやすいPDFがあったのでリンクしておきます。


ちなみにこの義援金配分委員会、構成方法はこんな感じ。
2004年の新潟の例。

http://eq2.maido3.com/pukiwiki.php?%B5%C1%B1%E7%B6%E2%2F%C7%DB%CA%AC%B0%D1%B0%F7%B2%F1

第2条 配分委員会の委員は、次に掲げる団体等の推薦者等をもって構成する。
(1)義援金受付団体
(2)福祉団体代表
(3)被災者代表
(4)ボランティア代表
(5)学識経験者


上記のように「災害の関係者」「有識者」の推薦によって委員を選出します。

で、配分割合を決定するには災害による被害を把握する必要があります。
要するに、亡くなった方の親族や、家が半壊・全壊した方へ見舞金を贈るために、死者や建物の被害などを把握する必要があります。

なぜそうするのか?
日本赤十字の義援金は「被災者に、被害状況に応じて平等に、義援金を配分されるよう検討されるから」です。

その分、確かに配分するのは遅くなります。
しかし、そうする事で「報道されない、見えない被災者」もキチンと支援する事が出来ます。

宮崎県の口蹄疫の時の例。

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/fukushi/shakai_fukushi/html00165.html

「全国の皆様からの御厚意により、殺処分のあった畜産農家のみでなく、セリ市の中止により収入の途絶えた県内の畜産農家すべてに対し、お見舞金を配分することができました。」


家畜の殺処分があった畜産農家だけが救われればいい、そう思ってましたか?
そう思ってても構いません。こうやって使い途を検討して、正しく配分しますから。

これが、配分委員会を立ち上げる唯一の理由です。
透明性も非常に高いので、用途が不明瞭という事も全くありません。まあ行政がマトモであれば、ですがw


じゃ、なぜ今回は義援金配分委員会が立ち上がるのが遅れてるのか?

理由は「災害規模の大きさ」です。
今回は地震と共に津波が来ましたね。
津波の被害が9割、とまで言われている程に津波の規模が大きかったわけで、その分、被害状況も非常に大きく全容が把握出来ていません。
亡くなった方の数も、まだ把握しきれていないでしょう。
所在不明でも生存している可能性もあったり、身元が確認出来なかったりするため、正確な死者の数はまだまだ出せません。
津波で広い範囲で流されたため、どこの誰の建物が流されたのかを把握するのが困難です。
役所も流されたため、行政機能がマヒしている地域も少なくないはずです。
行政が把握出来ていないため、物資が届かない避難所もあります。

そんな状況で、被災者代表やボランティア代表、有識者を集めて配分委員会の委員を推薦する、なんて事が可能でしょうか。
その委員には主に各自治体に勤める公務員が推薦される、という事も考えましょう。
阪神淡路大震災の時は、行政機能は生きていたため配分委員会の立ち上げも最初の見舞金も早かったのですが、今回は事情が違い過ぎます。

恐らく今回の場合は「地方ではなく中央で構成し、配分を決めていく」というのが正しいと思うのですが、そういう声も無くただ闇雲に日本赤十字を批判するドアホ・清水國明と、適当に非公式RTした孫デマ義が騒ぎを起こした事に強い憤りを感じます。
あ、ちなみに清水國明は自分のブログに、日本赤十字についての正しい情報がコメントされたら掲載せず削除してるとか何とか。
試しにこの記事をコメントしてみてほしいですね。

※少し追記
社説:反省点を残した震災義援金配分
http://www.chugainippoh.co.jp/NEWWEB/n-shasetu/11/1101/shasetu110125.html
いい記事を見つけたので載せておきます。
阪神淡路大震災の時でも、配分割合については混乱や不平等が起こっていたのです。
ここにはありませんが、建物の全壊と半壊で大きな差があったりもしました、判定基準に納得しない人も多かったです。

とにかく多少不平等があっても早く渡すべきか、弱者を救済するという視点でしっかり検討してから渡すべきか。
どちらがいいのかは俺にもわかりません。
ましてや今回は津波による被害が主なので、配分の割合をどうするか。一からの検討となるでしょう。
でも、なるべく早く渡るようにしてほしい、と俺は思っていますよ。そこは誤解しないように。



あと、日本赤十字に対して「信じられない、善意を踏みにじられた」とかほざくアホは、自分の足で被災地に行き、見知らぬ人にお金渡して帰ればいいと思います。
不公平だろうと何だろうと、善意がダイレクトに伝わりますよ?

「ボランティア団体の支援や物資のために使え」とか言うアホもいますが、日本赤十字は「被災者に直接渡る義援金」として募っています。
募集した理由と使用用途が違ったら、それは詐欺と言っていい。
ボランティア団体・NPO団体に使って欲しいなら、それら団体の支援に使うと宣言しているところや、団体に直接寄付したらどうですか。
自分の間違い・勘違い・知識不足を相手になすりつけないで下さい。

ちなみに中央共同募金会(赤い羽根)では被災者に直接渡る「義援金」と、団体を支援するための「災害ボランティア・NPO活動支援のための募金」の2種類を募っています。
それぞれ別の口座となっています。
赤い羽根も信頼出来ると思います。


・・・はぁ。
何でこんな詳細に書かにゃならんのだ。

募金先の事を調べもせずに金だけ出して満足し、すぐに渡らないと中途半端な知識だけ得たら「分配遅い」と騒ぐアホは死んでいいです。マジで。
善意の暴力です。これぞモンスタークレーマーです。

おしまい。

あと「ドコモ・ソフトバンクの集めた寄付金は被災者に渡らない。」もついでに見ておく事をおすすめ。
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震
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