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緊急地震速報対応機種を出しても、やはりソフトバンクを選べない3つの理由  このエントリーをはてなブックマークに追加

http://softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2011/20110418_01/

ソフトバンクが2011年夏モデルから緊急地震速報対応機種を出すそうです。
「一部機種を除く全部」だそうで、それ全部ちゃうやんけボケ、という感じですが。

また、過去に発売しているAndroidスマートフォンもアップデートで対応出来るようにするそうです。
「実はスマホはハード的に対応可能でした(Snapdragonが対応チップである)」という何ともふざけた話。
実は2010年9月の時点で既に語られていたり・・・ http://togetter.com/li/55041

しかしOS内部をかなりいじる必要があるのでは、という話が出てるのでいつになるのやら。
というか2011年夏機種では本当に間に合うのか?という問題も・・・あ、後でアップデートにて提供ってパターンもあるか。

という事で、前に書いた記事の「スマホのグローバル機は対応するのが難しい」「緊急地震速報に対応するとは思えない」というのは思い切りデマでした。
完全に俺の勘違い。
謹んでお詫び申し上げます。

・・・とはいえ、それでも問題山積みなわけで、緊急地震速報の受信機能を搭載したとしてもお勧めは出来ません。
言い訳臭くなるけど、まあ読んでみて。

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1.電波が無いと受信出来ない

まず根本的な問題。
ソフトバンクは1年前の倍の「基地局12万局」になったそうですが、大して電波の入りは改善されていません。
つまり圏外や電波が不安定な場所がまだまだ多数存在するという事です。
当然ですが、基地局からの電波が入らないと緊急地震速報は受信出来ません。

ちなみに地震があったのに3月に2万局も立てる事が出来たのは「実は3月末で13~14万局になる予定だったから by宮川」だそうですよ?
何という酷い嘘なのでしょうか。嘘つくなボケ、という感じですね。
そんなソフトバンクですので、マトモなエリア構築は今後も無理でしょう。

あ、800MHz帯や700/900MHz帯があれば構築は問題無いと思ってます?
まあある方が楽でしょうが、2GHz帯だけでもほぼエリアを構築しているドコモがいるため、言い訳にもなりません。
使いやすい周波数帯域が無いからといって、2GHz帯でのエリア構築を怠っていい理由にはなりません。


2.フェムトセル(ホームアンテナFT)では緊急地震速報を受信出来ない

http://mb.softbank.jp/mb/special/network/femtocell/limit/

下の方に小さく書いております。
この小ささを考えると、地震が起こる前までは特に対応する気が無かったんでしょう。

まあそれはいいとして、事実、フェムトセルからの電波を受けている場合は緊急地震速報を受け取る事が出来ないのです。
これ、ものすごく重要な事実。

例えばお店やオフィスでフェムトセルを設置している場合。
会社でソフトバンク携帯を導入していたり、ショッピングを楽しんでいる時。
緊急地震速報対応機種だから鳴ると思ってたら・・・
その後どうなるかは想像したくないですね。

そして、家にフェムトセルを設置している場合。
もちろん鳴る事はありません。
やはりどうなるかは想像したくないです・・・

あと「ゆれくるコール」「なまず速報」というスマホアプリもありますが、フェムトの同時接続数を考えると、人の多い場所だと輻輳→遅延となる事が容易に想像出来ます。

ソフトバンクは「よし、フェムトでかなり誤魔化せてるぞ!むふふ」と思ってたかも知れませんが。
今後、緊急地震速報の受信機能を搭載する事を決定しちゃったわけで、もうフェムトを簡単には配れません。
緊急地震速報を受け取る事が出来ないと、ちゃんと説明して配ります?
今まで配った人に対して、ちゃんと説明します?

ははっ、まさか。ソフトバンクに限ってそれはありえない。ですよね?
説明するなら、プレスリリースにその事実を掲載しますって、普通。


3.既存ユーザーは対応機種が出ても負担が大きく、買い換えるのが難しい

もう1つの壁がこれでしょう。
結局、機種代分割払い + 月月割という縛りがあるため、途中での機種変(買い増し)は負担が大きい。
機種変しちゃうと月月割が消えちゃいますからね。
「実質○○円」なんて虚構である、という事が改めて良くわかると思います。

もちろん乗り換え(MNP)を考えると、ホワイトプランNの2年縛りがネックになってきます。
あと新スーパーボーナスでの分割購入の場合は、購入後6ヶ月は機種変出来ないという縛りもあったり。

そして、緊急地震速報に対応させる事によって、機種代がアップする可能性もあります。

ここ数ヶ月以内に購入・機種変しちゃった人、ご愁傷様です。


4.受信機能をONにすると電池消費が倍以上になる

・・・あ、4つ目ですね。あえてタイトル変えませんけど。

これ、俺は「緊急地震速報への対応の要望を増やさないための嘘」とか思ってたんですが、違うようです。
いや、ね、831N持ってる人が「メール中心に使ってるが、3日に1回充電程度で使えてる」と言ってたんで、やっぱ嘘なのかなーと思ってたんですが。

しかし、コメントでタレコミがあったのを見ると、やっぱり電池消費は倍以上になる模様。
無線にゃんさんもコメントしてくれましたが、それで正しかったようです。

一応エンジニアなのでコメントしときますね。

ドコモとソフバンの緊急地震速報は3GPP TS23.041のCell Broadcast Service(CBS) という仕組みを使って、
「報知情報」と呼ばれる基地局→端末へ一方通行で垂れ流しの電波の中にメッセージを仕込んでいるので、CメールやSMS、MMSやiモードメールとは全く違う仕組みです。

(以下、ドコモとソフバンの緊急地震速報の仕組みです)
緊急地震速報は「緊急地震速報の有無(フラグ情報)」と「緊急地震速報メッセージ(本文)」で構成されます。

端末は「緊急地震速報設定ON」だとフラグ情報を常に監視するモードになり、監視中にフラグ情報がON(緊急地震速報発令)になると、緊急地震速報メッセージ本文を受信して音を鳴らしたり画面表示を行います。

携帯電話は電池消耗を低減するため、(通常の)待受中は基地局からの電波のうち、PCHと呼ばれる「着信を知らせる専用の電波」のみ受信しています。

ドコモの場合、緊急地震速報のフラグ情報もPCHの中に仕込んでいるため、端末の緊急地震速報設定がONでもOFFでも、待受中に受信する電波の量(=チップが処理する信号の量)は(殆ど)変わりません。

ソフバンは、緊急地震速報のフラグ情報がPCHではなく、BCCHと呼ばれる信号に含まれるため、端末の緊急地震速報設定をONにすると、待受中にPCHとBCCHの2つの電波を受信しなくてはならず、そのぶんチップが処理する信号の量が増えるので、電池のもちが悪くなるのです。

なぜこのような仕組みにしたのか?
ソフバンは基地局ベンダが複数あります。
日本独自の緊急地震速報サービスのために、基地局のソフトを対応してくれない(もしくは高額の費用を請求する)海外ベンダがあったりすると・・・。そうした大人の事情があるのかと思われます。

対応端末が少ないのは、電池の持ちが悪くなる仕組みでしか実現できないので実用性が低い(大震災前だったらユーザはONにしないでしょう・・・)と判断した&料金を取れないサービスだからヤル気に乏しかったあたりだと思いますがw

ちなみに、スマホはハード的にうんぬんというのは、採用チップが3GPP標準のCBSに対応しているかどうか?ということです。CBSに対応したチップなら、ソフトウェアの対応で実装は可能です。


以上、コメント全文。嘘という事は無さそうです。
しかも事情まで解説、超わかりやすい。ありがとうございます。
読んでもらえればわかるので、無知な俺からはこれ以上コメントは出来ませんw

さらに追記を頂きました。

831Nのバッテリ持ちの件ですが、緊急地震速報をONにしたからといって必ずバッテリ半分(持ちが悪くなる)訳ではありません。

ソフバンの緊急地震速報の仕組みを、もう少し正確にバラすと、
BCCHのSIB5という場所にCTCHを受信せよ!というフラグがあります。このフラグがONだと、CTCHを監視して、CTCHにCBSメッセージ(緊急地震速報)が流されると「緊急地震速報が鳴る」という動作をします。

(4月20頃、関東で)エアーモニターという装置を使って実際にソフバン基地局の電波を傍受して解析したところ、なぜかSIB5のフラグがOFF(FALSE)になっていました。SIB5がOFFなら、端末の緊急地震速報設定がONでもCTCH監視しないので電池への影響はありません。ですが、これではCTCH監視してないので緊急地震速報が流されても鳴りません。

通常、SIB5を受信するのは、電源ON時、エリア移動時、周期的位置登録(一定時間毎のタイマー動作)の時だけです。例外として、基地局からの即時再受信指示(Pagingによる通知)があります。

(以下は推測です)ソフバンとしては、電池持ちの問題を解消するためにか「今日は緊急地震速報きそうだからSIBをONにしとくか」「今日は地震こないからOFF」みたいな運用はできないでしょうから、「通常はSIB5をOFFにする→CTCH監視しない→電池減らない」とし、有事の際に「CTCHにCBSメッセージを流す&SIB5フラグをONにする&Pagingで端末にSIB再受信を指示して、フラグONを認識させCTCHを監視を始める」という動作をさせるのではないかと思います。

3月11日以前のログが無いので、いつから、この運用をしているのか謎(緊急地震速報や電池問題がクローズアップされてから変えたのじゃないか?と疑っています)ですが、ソフバンがこの運用をしているとしたら、地震のP波検知からこの動作をして、緊急地震速報として間に合う時間で警告の鳴動までの処理ができるのか?はわかりませんが、もし仮に、この運用で間に合うなら電池問題は解消されます。


ということだそうで、このように電池問題は解消する模様。
・・・本当にこれで、地震到達時に緊急地震速報が間に合うのか?

ちなみにドコモは、今年の夏に既存スマホを緊急地震速報に対応させる(というかGoogleが対応する)とのこと。
もしかしてソフトバンクが「緊急地震速報に対応します」って言ったのはこれか?
また、CBSより配信速度の速いETWS方式による緊急地震速報機能を、今年の冬に出すLTE対応のスマートフォンに導入するそうです。

緊急地震速報の通信方式、Googleが対応か――ドコモの発売済みAndroid端末、今夏対応
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1104/28/news088.html


以上がソフトバンクの緊急地震速報についての全てですかね。
これらの重要な情報を公開しないのは、東電が十分な情報を公開しないのと一緒ですよ。
2011年夏モデルの発表会を取りやめる事を発表したのも、緊急地震速報について訊かれたくないからでしょうね。
何が粛々となんだか。

あと、夏モデルが「一部機種を除く全部」という曖昧な言い回しになっていますが、普通に考えて「除かれる一部機種」はフィーチャーフォン(ガラケー)でしょうね。
対応チップの開発の期間を考えると絶対に間に合わないので。
逆に夏モデルで対応機種が出たとしたら、過去に出してる携帯の中に対応出来る機種があるという事になります。
その対応チップを組み込んでる携帯が必ずあるはずですからね。


ちなみにこのブログ、Red.softbanktelecom.co.jpからのアクセスが最も多いのですが・・・これ見てソフトバンク社員は、さてどうするんでしょうかね。
そして孫正義、「OSの作り込みはナンセンス」と言っていましたが、その発言こそ全くのナンセンスでしたねぇ。
舌の根乾かないどころかビチャビチャな内に発言は撤回されますか?


という事で、改めて警告。

地震で死にたくないならドコモやauにしましょう。
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