節電のフリして電力使用量増加を目論むソフトバンク  このエントリーをはてなブックマークに追加

http://www.softbank.co.jp/ja/news/press/2011/20110426_01/

ソフトバンクグループは、東日本大震災を受けて、オフィス消費電力削減と、災害時でも業務、事業を継続させることを目的に、ソフトバンクグループのほぼ全社員である約2万人を対象に、在宅勤務ソリューション*1の活用を開始します。このほか、空調設定温度の変更や照明器具の間引き、照度変更などの節電対策を加え、オフィス消費電力の30%削減を目指します。



だそうです。
しかし、当然これに対して懐疑的というか「絶対節電どころか使用量増えるだろ」と散々みんな指摘しました。

しかし、ソフトバンクと孫正義は何の回答もせず無視して「節電策」を発表し、どうやらこの通りやっているようです。

夏季の使用電力削減のための取り組みについて
~在宅勤務、クールビズ導入やファシリティ対策などにより、オフィス消費電力を30%以上削減~
http://www.softbank.co.jp/ja/news/press/2011/20110602_01/

ソフトバンクグループ*1は、夏季の電力供給不足に対応するため、クラウドを活用した在宅勤務ソリューション*2の導入を開始することを2011年4月26日(火)に発表いたしましたが、2011年7月1日(金)から2011年9月22日(木)までの間、東京電力・東北電力管内のオフィスビル*3において、さらなる節電対策を以下の通り実施し、オフィス消費電力の前年比30%以上削減を目指します。


しかし最初の指摘通り、節電、つまり電気使用量削減になど一切貢献していないのです。
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在宅勤務で節電?@masason #softbank #genpatsu
http://togetter.com/li/129172

まず、上のTogetterまとめがソフトバンクの発表と孫正義のツイートに対する総ツッコミです。
みんなが「在宅勤務による節電」について懐疑的である事がわかるでしょう。
このブログ記事を読んでる人も、そう思ってる人が多数だと思います。
で、散々指摘したにもかかわらず完全に無視したソフトバンクと孫正義。


そして先日、J-CASTニュースからこんな記事が。

節電対策どころか逆効果 実は危ない、サマータイムや打ち水
http://www.j-cast.com/2011/07/01100239.html

産業技術総合研究所がまとめた試算では、サマータイムは逆に電気使用量が増加するとされています。
一戸建ての家庭で試算すると、「打ち水」した結果は1%増、サマータイム実施は23%増だそうです。
サマータイムは会社の電気使用量は10%減らしますが、集合住宅では27%増え、会社を含めた全体で見ると結局4%増加してしまうというのです。
これは会社が早く終わり、早く家に帰る事によって家庭の電気使用量が増えるからです。

1箇所だけクーラー入れてみんなで集まるより、各人が各家庭でクーラー入れた方が電気使用量が増える。
そういう理屈です。

この試算に、何の驚きもありません。当たり前です。
そもそも日本でサマータイム実施が検討された時から「サマータイムは節電になどならない」と散々言われてましたし。
何年前から結論出とんねんという感じです。

また、J-CASTニュースの記事では「本当のピーク時」にも触れています。
つまり「クーラーを入れないと過ごせない時間帯は全てピーク時になり得る」という事。
油断してると、まだ暑い17時とかにピークが訪れる可能性は十分ある、って事です。

しかし、野球場で騒ぐなど公共の場でのマナーも知らないようなボンクラで構成されるソフトバンクは、

http://www.softbank.co.jp/ja/news/press/2011/20110602_01/

オフィスフロアの30%以上閉鎖に伴い、従業員の約30%に相当する約3,000人の社員が交代で在宅勤務または直行直帰で勤務します。

2011年7月1日(金)より社員の勤務形態を緩和し、午前・午後での出社勤務と在宅勤務の組み合わせ、サマータイムの設定、休日出勤および休日の振替、残業の規制と残業時のエリア集約など、各部門で業務内容に応じ、業務効率を下げないための施策を組み合わせて検討・実施します。また、電力使用のピークタイムにおいて会社のパソコンの電源を切り、全社員に貸与済みのiPadを活用した業務を推奨します。


はい、サマータイムやる気満々です。アホ丸出しですね。

さらに、直行直帰(会社に一旦寄らずに家から営業先に直接伺い、終わったらそのまま帰宅)というのも行うようですが、これは下手するとサマータイムより仕事終わりが早く、さらに電気使用量が増える事になります。
残業の規制も同じ事です。オフィスの電気使用量は減りますが、家に帰って電気を使えば全体では増える事になります。

そして、在宅勤務。これ最悪ですね。
サマータイムや直行直帰よりも爆発的に全体の電気使用量を増やします。しかも使用量ピーク時真っ最中に。
あと「ピーク時にパソコンの代わりにiPad使うから節電!」とか言ってますが、ソフトバンク社員は普段からiPadを使ってるため、パソコンをオフにしたところで電気使用量の削減効果には疑問があります。
その時間、メールなど簡易な作業で仕事が済むようですので、パソコンを使ったにしてもCPUブン回しで使う事はまず無い。
という事は、パソコン(液晶含む)の電力使用量は間違いなく微々たるもんです。
雀の涙ほどかと思います。それを節電したところで、という話です。

また、電気使用量のピークを抑えるのに効果的なのが「会社の休日のシフト」、つまり他社があまり仕事をしていない土日に仕事し、平日を休みにする事でピークを少しでも減らすという策なわけですが、ソフトバンクはそんな事はやりません。
というか出来ないのでしょう。ソフトバンクは常に株価に注目していないといけない会社ですからね。
株の取引は平日のみです。平日には休めません。


まとめますと、「単に会社の電気使用量を社員の家庭にオフロードしてるだけで、全体の電気使用量は格段に増加する」という事です。
トータルすると、下手すると例年より倍増してるんじゃないですかね?
しかし、ソフトバンクからするとこんなに都合の良い事はありません。

電力供給のパンクに近ければ近いほど、電気に対する注目を集めやすいからです。
原発推進派からも好都合、自然エネルギー推進派からも好都合。菅内閣の延命にも役立つかもしれません。
そして、原発反対派からはさらなる怒りの声が上がるでしょう。
こうなれば、自然エネルギー・・・いや、太陽光発電についての新たな利権をゲットするにしても、太陽光発電事業で詐欺るにしても、単に会社の事に使える資金調達するために煽るだけ煽って最終的に逃げるにしても、ソフトバンクからすればこんなに好都合な事はありません。

東電管轄内の数万人の節電努力を踏みにじって、ソフトバンクは電気使用量を増やして自社に都合の良い環境を作ろうとしているわけです。
地震後の動きを改めて見てみると、実に用意周到です。
・・・ちなみに「本当にこれで節電になると思っていた」というのであれば、本気で役立たずなボンクラ共の集まりです。

あ、そうそう、書くの忘れてましたが、先日の株主総会と自然エネルギーフォーラムでは「冷房が効き過ぎて寒い」という声がチラホラ聞こえました。
株主総会なんか10時からお昼というバリバリのピーク時ですよ?
なのに、あれだけテレビやラジオ、雑誌や新聞、ネットでも「冷房は控えめに設定を」と言われてるのに、寒く感じるぐらい冷房を効かせていたようです。
やっぱりソフトバンクは電力パンクを目論んでるんですね。

あと、夏が過ぎればどうせ「30%以上電気使用量削減達成!」とか確実に言うんでしょうが、実体はこんなんです。
あまりに残念なので、鼻で笑ってあげましょう。


という事で、他にもサマータイムや在宅勤務させてる会社もあるかと思いますが、今すぐそんなアホな事はやめるべきです。
正しい節電を行い、「原発無くても何とかなるぜ!」と胸張って言えるようにしないと、知らんよ?
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